病気/怪我>病気>うつ病>TMS(磁気治療)①TMSとは
TMS(反復経頭蓋磁気刺激法)とは
repetitive Transcranial Magnetic Stimulation の略です。
TMR☟ではありません。 このような☟機械です。
うつで通院シリーズ(勝手に名付けました)新章です。
2013年の年末ギリギリににようやくうつが寛解し、書痙(ジストニア。文字を書く事が困難となる病気。対人恐怖症の一種)が治った私。
やったー!ペン字検定2級の字が復活〜㊗️と喜んでいたら、2016年春に乳がんが見つかり、夏に両乳房切除手術。
胸にはどでかい傷痕が残るわ、背中が痛くて寝返り打てないわ、おかげで眠れないわ、両腕が肩より上に上げられないからつり革もつかめなくて通勤困るわ、、、
という状態が数ヶ月。
それがやっと治まった2017年初夏には、愛猫・桃太郎さんが心臓発作で急逝。
あまりに突然だったので茫然自失になります。
その後「もしがんが再発して死んでも、悔いがないように」と、それまで以上に精力的に海外貧乏旅行に精を出し始めるも、コロナ禍で中断。
2020年の今頃には勤め先が諸事情でほぼ休業状態に入り、収入減。
国からの補償のおかげで休業手当は出てますが、基本給の6割に。
それやこれやで、気が付くと何かすごく気分が沈みがちになっていました。
不眠症状もまた出始め、
「あれ?ちょっとヤバい?」
と自覚する精神状態になっていることに気づいた、2020年盛夏。
私は「TMS」を受けるため、東京都心の一等地にある某メンタルクリニックを訪れました。
2013年に名医を見つけたのなら、またそこに行けばいいのにと思われた読者様。
ええ、本当に。私も行きたかったんですよ。
ところが、調べたらもうなかったんです、あの病院。
良心的すぎる経営方針が、この世知辛い世の中では通じなかったのか、何なのか。
とにかく別の病院になっちゃってました。もちろん医師も別。いつのまにか。
そこでしかたなくまた病院探しをしたものの、あの病院ほど私の感性に合うところはなかなかありませんでした。
そこで私は考えました。
「合いそうな病院がないのなら、サクッと短期決戦の方法でいきますか!」
それが、ここ数年で「服薬しないでうつを治す」というふれこみでジワリと広がりつつあるTMS治療だったのです。
TMS(反復経頭蓋磁気刺激法)。
自分で書いてて舌噛みそうです。
つまり磁気の力で治すんです。肩こりじゃなくて、うつを。
はいここで怪しいって思われた方。思いますよね、ふつう。
しかし、何と、私には効きました ❗️
°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
まあ今回は、前回ほど症状が進む前の「プチうつ」(注:本人の感覚です)状態でさっさと受診したのも効いたのかもしれまません。
しかしとにかく1か月ほどの短期決戦で、もくろみどおりめでたく頭スッキリ。
うつうつ気分が治まりました。
では、そのTMSとは何でしょうか?
「磁気刺激で脳の特定部位を活性化させることで脳血流を増加させ、低下した脳機能を元に戻すことによりうつ病等を治療。抗うつ剤と違い副作用がなく、治療期間も3~6週間と短い。
ただし日本ではまだ(ごくごく一部の例外を除き)自費治療」
電磁刺激で脳を活性化?いったいどういう原理で??
その辺、また長くなるので、続きます。
今回は10日も間を空けませんので、よろしくお付き合いください。
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