私の話>運動部が(一時期は運動部員までも)苦手でした💦
この記事でカムアウトした通り、私は学生時代に文化部しか経験してません。
運動が好きではなかった以上に、運動部の体質が嫌いだったのがその理由です。
私の通った中学は九州のド田舎の公立だったので「運動部偏重」でした。
また中学一年の時の担任(男性)は体育教師でした。
彼は最初のホームルームで自分のクラスの生徒に言いました。
担任「よほど持病とかがない限り、運動部に入れ❗️体育会系の方が高校受験に有利だし、社会に出てからも断然評価される。文化部なんか✖︎✖︎(差別用語)と思われるぞ」
これを聞いた私は即座に(文化部にしよう)と思いました。
私 (運動部で脳筋になったら上のような差別用語を平気で口にするようになるんだ)
と理解したからです。
※当時はまだ脳筋という言葉はなかったですが、簡潔でわかりやすいので使いました。
👇画像は都道府県ランキングより。
都道府県別中学生文化部参加率。
東京都と高知県は文化部率が高く、九州はめちゃくちゃ低い😓
九州ではいまだに運動部が半強制されるのでしょうか❓
しばらくすると、その学校の運動部には体罰が横行している話が漏れ伝わってきました。
顧問➡︎部員だけでなく、上級生➡︎下級生も黙認されているようでした。
👇後輩 👇先輩
さらに決定的だったのが、某運動部に入った友人の姿を見た時でした。
その部には変わったルールがありました。
「学校の外でも、部活の先輩を見かけたら、後輩は必ず挨拶をしなければならない」
ある週末、その子と私が二人で買い物に行った時のことです。
寂れた商店街で、友人は数十m先を歩く先輩を見つけました。
友人は私を置いて走って駆け寄り、背後から
「〇〇先輩、こんにちは❗️」
と大声で挨拶しました。
しかし先輩は振り向きもしません。
ルールでは
「先輩が挨拶に気づいて返事をするまで挨拶を続けなければならない」
らしく、その子は2度、3度と繰り返し声を張り上げます。
4度目くらいでようやく先輩はゆっくりと振り返り
「あら、こんにちは」
これでようやく挨拶義務終了です。
はたで見ていた私は、背中がゾワゾワしました。
超のつくド田舎です。
東京みたいに人出が多いわけでも交通量が多いわけでもありません。
すぐ背後で女子中学生特有の高音の大声で名前を呼ばれて気づかないなんてあり得ません。
私 (わざと気づかないふりして何度も言わせてるんだ)
先輩といっても、中2か中3です。
たった1歳か2歳年上というだけで、そこまで「先輩風を吹かすのに必死になる」って。
また、私のクラスには掃除当番を絶対にやらない男子生徒が一人いました。
毎回あまりにも堂々とサボり、一度も、やるふりすらしません。
本人に直接言っても効果がないので、彼と掃除班が同じ女子生徒2人が担任(体育教師)に訴えました。
すると担任(体育教師)はこう言ったそうです。
担任「まず、俺は告げ口をする奴が大嫌いだ。次に、お前たち何か言いたいなら、まずあいつと同じ成績出してから言え」
その男子生徒は中学対抗の駅伝で好成績を出している、その担任の「大のお気に入り」だったのでした。
私 (本人も、担任がこうやって自分を贔屓して、実質「公然と掃除を免除」するのを十分わかった上でサボってるんだ)
こういうことを書くと、運動部出身の方から
「私のクラブではそんなことなかった」
「運動部一般みたいな書き方は心外だ」
「スポーツマンはそんなことしない。嘘だ」
と言われるかもしれません。
事実、最近までは日本では
「健全な精神は健全な肉体に宿る。故に運動部員は非運動部員より健全で立派な子供」
「社会に出てからも体育会系の方が評価される、出世する」
「運動部顧問は手当なしで子供を指導している立派な人格者だ。感謝以外すべきでない」
という風潮が強すぎて、私が上のような実話を話しても「そんなはずない」と返されるのがオチでした。
ここ数年ようやく正しく問題視されるようになったというのが実感です。
私もすべての学校に問題があったとは言いません。
素晴らしい学校もあったでしょう。
ただ問題があったところもあったのは事実なので、それを
「そんなことはないはず」
と思われたくはないだけです。
担任(脳筋)の「持病持ち以外は運動部に入れ」を無視して文化部に入った少数派の生徒(私も含む)に対しての担任(脳筋)のコメントは、十把一絡げで
「素直じゃないな。将来不利になるからな。お前ら後悔するぞ」
でした。
2年で担任が変わった時、本当に心からホッとしました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。