博物館レポ>圧巻の図書館旧館(重文):慶應義塾史展示館❶
最寄駅はJR山手線田町駅か都営地下鉄三田線三田駅です。
エンドウ夫婦(仮名)は田町駅から行きました。
7月16日土曜日の東京は小雨。
高層ビルが雲に隠れています。
東京タワーも。
田町駅から慶応義塾大学三田キャンパスまでは「慶応仲通り商店街」を突っ切り650m徒歩8分です。
正門が見えました。
現在は入口(守衛さんがいます)で検温さえ受ければ一般立入可です。
キャンパスmap。
目指すは慶應義塾図書館旧館です。
これは「塾監局」という建物です。
大正15(1926)年竣工。
ゴシック様式です。
ゴシック建築(Gothic Architecture)
12世紀後半から15世紀にかけて西欧で流行したフランス発祥の建築様式。
👇おフランス風。
その向こうにチラ見えしている赤レンガの建物が目指す旧図書館です。
1912(明治45)年に慶応義塾大学創立50年記念の寄付金によって建てられました。
ネオ・ゴシック様式です。
ネオ・ゴシック建築(Neo-Gothic architecture)
別名:ゴシック・リヴァイヴァル建築( Gothic Revival architecture)。
18世紀後半から19世紀にかけて英国で興ったゴシック建築の復興版。
英国から仏、独、伊、露、米に広がった。
関東大震災(1923/大正12年)・東京大空襲(1945/昭和20年)という2度の災難に見舞われながらも全焼を免れています。
1969(昭和44)年に国の重要文化財に指定されました。
👇英国風。
2017年から2019年にかけて耐震補強工事が施されました。
👇新しく設置された免振装置の画像は大学公式より。
外観も補修されました。
そして2階に、旧大閲覧室を改造して「福澤諭吉記念慶應義塾史展示館」が新たに造られ、2021年に開館しました。
今回の訪問の目的地です。
俯瞰写真は大学公式より。
1912年の開館当時の写真も大学公式より。
いよいよ入館です。
続きます。



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