HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

フニクリフニクラはイタリア語でケーブルカー(普通名詞)の愛称だった



朝起きたら頭の中で音楽がリピート再生されている。


そんなことありませんか?
私は割とよくあります。


その場合はだいたいその日一日中、同じ曲が何度も繰り返し自動再生されます。


今朝は「フニクリフニクラ」でした。


「フニクリフニクラ」


ヤンボヤンボポッポヤンボヤ

ヤンボヤンボポッポヤンボヤ

フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ

ポッポヤンボヤ フニクリ フニクラ


赤い火をふくあの山へ登ろう(登ろう)

そこは地獄のかまの中 覗こう(覗こう)

登山電車ができたので誰でも(誰でも)

流れる煙は招くよ みんなを(みんなを)

(ヘイ!)

行こう行こう 火の山へ

行こう行こう 火の山へ

フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ

だれも乗るフニクリ フニクラ

行こう行こう 火の山へ

行こう行こう 山の上

フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ

だれも乗るフニクリ フニクラ



子供の頃、この歌が嫌いでした。


歌詞の意味がさっぱりわからなかったからです。


フニクリフニクラもわからなければ、そのそも出だしの
「ヤンボヤンボポッポヤンボヤ」
も全くもって意味不明。


これがイタリア語で、しかも実在したケーブルカーの愛称だったと知ったのはとっくにいい大人になってからでした。


イタリア語でケーブルカーはフニコラーレ。
愛称がフニクリフニクラ。


しかもそのケーブルカーが登っていたのは、あのベスヴィオ火山。


この1880年開業のベスヴィオ火山ケーブルカーの宣伝のために作られた曲がフニクリフニクラ。


なんでも世界最古のCMソングだそうです。


地獄の釜とか言ってるんで、子ども心にはおどろおどろしいイメージでした。
しかし原曲ではなんと男女のお熱い愛(アモーレ)を歌い上げてるんだとか。


マジか。(当時の私の驚き)


あれ?ベスヴィオ火山ってよく噴火してなかったでしたっけ?


ポンペイの街を丸ごと火砕流が飲み込んだ紀元79年の大噴火は有名ですが、それ以降もちょこちょこ噴火してませんでしたっけ?


※ポンペイ遺跡と円形のベスヴィオ火山。
画像はWikipediaより。


はい、村が一つが消えた1944年の噴火で、ケーブルカーも壊れて営業終了したそうです。


※かつてのベスヴィアーナ・フニコラーレの画像もWikipediaより。


ヤンボヤンボポッポヤンボヤ


この不思議なフレーズは原曲(ナポリ語)のままだそうですが、調べても意味が出てきませんでした。


あ、また頭の中で演奏が始まりました。