英国党首選>55日かけて選ばれ45日で辞任・次の党首選は7日で決着と発表
前回の英国保守党党首選(実質的首相選挙)で、2度の予備選では最多票を集め、最有力と噂されたリシ・スナク氏。
※画像はgooニュースより。
しかしながらゴール寸前(最終決選)でリズ・トラス氏に差される(抜かれる)というどんでん返し選挙でした。
※画像は「希代の差し馬」ディープインパクト。
減税を打ち出したリズ・トラス氏と増税を打ち出したリシ・スナク氏の一騎打ちで、減税案の方が人気を集めた形で決着しました。
しかしトラス氏は公約を早々と撤回せざるをえず、わずか1か月半で辞任に追い込まれました。
またまた党首選やり直し。
ならば最有力候補は前回惜しくも敗れたリシ・スナク氏ですよね?と思いきや。
下馬評は、まさかのボリス・ジョンソン前首相。
「ボリスを降ろさなかった方が良かった」の大合唱。
あらら。
※画像は講談社より。
あ、まちがいました。
こちらです。
※画像はハフポストより。
前回予備選・予備選・最終選と55日、約2か月もかける余裕を見せた英国与党・保守党党首選。
現在保守党は数々の混乱で信頼を失い、辞任表明直前のトラス氏の支持率は驚異の7%。
世論調査では最大野党・労働党の方が逆転圧勝している、崖っぷち状態。
そのため保守党は今度は候補者を3名に制限し、1週間で党首選を済ませ、10/28には新首相を決定すると発表。
それを受けて海外にいたジョンソン氏が急きょ英国に帰国したと伝えられました。
今年7月、党首辞任の最後のあいさつはターミネーターのセリフ
「Hasta la vista, baby. アスタラビスタ、ベイビー」(あばよ)
で決めたものの、「I'll be back. アイルビーバック」(戻ってくるぜ)は封印したボリス氏。
来週金曜日には決まっている第79代英国首相。
さあ一体誰になるんでしょう?
「55日間競って勝って45日で辞任」
リズ・トラス氏は、おそらく当分の間は絶対に破られない記録を作りました。
※画像は福井新聞より。
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