回転寿司テロ>ネット私刑が駄目なのは解るがスシローに法的措置の取り下げを勧めるのも違う
「民事でも相手に支払い能力がなく、刑事でも警察検察が重い処分を下すとは思えない。厳正対処をうたっても実行可能性が乏しいため、むしろ美談づくりに利用したほうが企業イメージ向上につながるのでは」
としたうえで「反対」を選択した弁護士もいた。
(上記記事より抜粋)
一時「総額170億円下落」と報じられたスシローの株価ですが、報道による同情買い?なのか何なのか私は株をやらないのでわかりませんが、現在は回復しているようです。
しかし全店の消毒だの、レーンと客席を隔てるアクリル板の設置などでバカにならない経費が掛かったことは明らかです。
その経費を広告料と考えて美談を買え、という意見は何と言いますか今までの日本政府の外交政策を彷彿とさせます。
中国にさんざんコケにされながらも「恩を売っておいた方が得」という日本的な考えからODA(途上国援助)を40年間で合計3兆6千億円に達するまで渡し続けるも、相手からは微塵も感謝されず。
しかも中国政府が意図的に「日本からの援助」ということを隠したため、中国人民は誰も恩になど感じていないという、壮大な(日本の)一人芝居。
対北朝鮮もほぼ同じ結果。
「こうすれば相手は絶対に恩を感じて自分に感謝、尊敬の念を持つに違いない」
という考えは、往々においてそうはなりません。
もし仮に当事者(今回の犯人の高校生とその両親)が感謝したとしても、その背後にいる迷惑行為予備軍にはそうは受け取られないと思います。
何人かの有名人が「未成年なんだからもうチャラにしてやれよ」と大声で発信しましたが、あの人たちもまず第一に「自分の美談づくりに利用」している感がありあり過ぎでげんなりでした。
なのでスシローには毅然とした対応を続けてほしいです。
☟画像はスシロー公式より。
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