戦地へのプレゼントは必勝しゃもじ!いやげもの©️みうらじゅんですか?
「いやげもの」
「ゆるキャラ」「マイブーム」「クソゲー」など数々の流行語を生み出したサブカルチャークリエイター、みうらじゅん氏(1958〜)の造語のひとつ。
「嫌な土産物」略して「いやげもの」。
もらった人が困惑すること間違いなしの悪趣味な土産物の総称。
我が蔵書にも、もちろんございます。
みうらじゅん氏の自画像はカエル。
ゼレンスキー大統領がそこまで好きではない私ですら、今回は彼に同情しました。
日本が誇るいやしグッズ(嫌支援グッズの略:作/私)の代表格・折鶴はまだ、五百歩譲って作った人の手間がかかってる。
しかし「必勝しゃもじ」はふみを君が削ったわけでもないしな〜。
「敵をめしとる」
OHジャパニーズ駄洒落。
ウクライナ語に訳しようがないね。
ロシア語同時通訳者だった故・米原万里(1950〜2006)さんが書いてたけど、同時通訳者を使う国際会議で通訳泣かせなのがドヤ顔で日本語駄洒落を連発するタイプだそうですよ。
訳しようがないから
「今のミスター〇〇の発言は、日本のことわざに引っ掛けたジョークです」
と言うと、ソフィスティケイトされた欧米人は、ウケたふりして適当に笑ってくれる。
それを見たミスター〇〇は
「なんだ、日本の駄洒落は国際舞台でちゃんと通じるじゃないか!」
とか勘違いしてますます連発。
通訳どんどん困る、みたいな話。
米原さんが鬼籍に入られて久しいけれど、ジャパニーズ駄洒落を特に日本マニアでもない外国人に押しつけて得意顔の日本人のお偉いさん、の図式は普遍なんだなあ。
2014年に渋谷PARCOで開催された「いやげもの展」。
みうらじゅん様、今度はぜひ必勝しゃもじも加えてください。
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