実話:「アナタが『おぼえる』に改名するなら息子にキラキラネームは諦める」
つい先週知人から聞いた話です。
遅く結婚したうえになかなか子供に恵まれなかった知人の弟さんに、3年前待望のお子さんが誕生した時のこと。
弟さん(父)はコンサバな名前を希望しましたが、奥さん(母)が非常にキラキラしたネームを付けると言って譲らなかったそうです。
それは、例えて言えば「宇宙と書いてアースと読ませる」や「金星と書いてマーズと読ませる」みたいな、ちょっとキラメキが強すぎて目が潰れそうな勢いだったと知人は言います。
※アース:英語で地球。
※マーズ:英語で火星。
弟さんに相談を受けた知人(弟妻とっては小姑)が
「も少し・・・その・・・読みやすい方がいいんじゃないかな?」
と言ったところ、弟さんの奥さんはこう返してきたそうです。
弟妻「だって、彼(自分の夫・知人の弟)の名前だって『おぼえると書いてさとると読ませる』立派なキラキラネームじゃないですか!」
そして自分の夫(仮名:田中覚さん)にこう言ったそうです。
弟妻「あなたが今すぐ『さとる』から『おぼえる』に改名するんだったら、私も『宇宙と書いてコスモと読ませる』か『地球と書いてアースと読ませる』に妥協してもいいわよ!!」
。
。
。
知人「参ったわー。『覚(さと)る』っていう読み方を本気で知らなかったの、彼女」
結局そのあと弟妻さん側のご両親も「もう少し読みやすく」派に付いたため、お子さんの名前は『翔けるとかいてカケル君』みたいな「読める系」で落ち着いたそうです。
アース様(©マグマ大使)ご誕生ならず。
彼女の甥っ子の名づけにそんなドラマ?があったとは。
カケル君は来月で3歳です。
※プライバシー保護の観点から、出てくる名前は全部フェイクです。
こんな感じだった、と風味だけ残しています。
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