定番お説教に反論してみる:コップの水半分問題
よく言われる説教くさいフレーズって色々ありますよね。
コップの水半分問題もその定番のひとつです。
「コップの水が半分になった時、まだあと半分もあると思う人はポジティブでgood。
あと半分しかないと思う人はネガティブでbad」
というものです。
そして
「ストレスを溜めないためには発想の転換が大事。今日からは、まだ半分もあるから大丈夫〜と鷹揚に考えましょう」
と続きます。
私は物心ついた頃から一貫して
「もう残り半分しかない。節約或いは補充が必要だ!」
と考えるタイプでした。
ええ、幼女の頃から。
鉛筆の長さが半分になったら新しい鉛筆を買ってくれと要求していました。
ノートも然り。
財布の中の1万円が5千円に減ったら財布の紐を締めます。
万が一に備えて千円は使い残しておきます。
ですので、私自身の所得も世帯所得も中の下くらいの、パッとしない庶民ですが、
「給料日前にお金がなくなった」
「不意の出費に対応できずキャッシングした」
等の経験は一度もありません。
まだ5千円もあるもんね〜とパッパと使って所持金ゼロになったことはありません。
石橋は叩いて渡り、木の橋も叩いて渡る。
そのことに対して上のような説教を言ってくる人にはこう反論しています。
「水は限りある資源です。ダムの貯水量が半分になったら節水すべきです。
私はあなたのような人からネガティブと評価されることを恐れて無理にポジティブを装った結果、茹でガエル※になる方がよほど嫌です」
節水!
※「茹でカエル理論」
蛙の名誉のためにお断りしておきますが、実験では水から茹でられた蛙はちゃんと逃げます。
蛙はそこまでおバカではありません。
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