今日の脳内BGMは「早春賦」(昨日は「ゲッターロボ」でした)
私の脳にはBGM機能があります。
朝、起床直後に脳内に自動的に流れた音楽が、たいていはその夜の就寝まで断続的に脳内で再生され続けます。
今日は一転気温が低下し小ぬか雨がそぼ降る関東地方。
そのためかBGMは「早春賦」です。
「早春賦」 吉丸一昌・作詞/中田章・作曲 1913(大正2)年
<歌詞>
春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯(うぐいす) 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず
氷解け去り 葦は角(つの)ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日もきのうも 雪の空
今日もきのうも 雪の空
春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急(せ)かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か
ウグイス画像は天気jpよりお借りしました。

下は大分県臼杵市にある吉丸一昌氏の生家。
現在は「吉丸一昌記念館・早春賦の館」。
画像は臼杵市観光協会よりお借りしました。

中田章氏は45歳で早逝されたため作品は少なく、記念館もありませんが、次男・三男も作曲家の道に進まれています。
特に三男・喜直氏は「ちいさい秋見つけた」「めだかの学校」「夏の思い出」等といった名曲を残されています。
<早春賦・現代語訳>
暦の上では春といえど、まだまだ名ばかりの風の寒さです。
安曇野(松本盆地の谷の中央部)のウグイスも、歌を思い出してはいるのでしょうが、
この寒さではまださえずる時ではないと思っているのでしょう、鳴き声を立てません。
(北アルプスを水源として松本盆地を流れる梓川や高瀬川に)張っていた氷は解け、川辺のアシはツノのような新芽を出し、
そろそろ春が来たかと期待させますが、あいにく今日も昨日も空には雪が舞っています。
春だと聞かなければ気付かなかったのに、聞いてしまったから春の訪れを待ち焦がれてしまう。
この春を待ちわびる私の気持ちのはやり(と、現実の春の到来の遅さ)に、どう折り合いを付けたらよいものでしょうか。
明治後期から大正時代にかけての日本語の美しさが堪能できる歌詞ですね。
ちなみに昨日の脳内BGMは「ゲッターロボ」(永井豪・作詞/菊池俊輔・作曲 1974年)でした。
ささきいさおボイスが「ガン ガン ガン ガン!」と高らかに一日中響き渡った翌日には、しっとりと早春賦。
私の脳はメリハリが効いてるなあ。


このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。