🌈今日の夕立ち後の虹🌈虹は夏の季語
今日の関東地方は、ゲリラ豪雨夕立がありました。
雨は短時間で上がったにもかかわらず、近所の川は大増水。
カルガモたちはみな陸地に避難。
鷺たちも樹上に避難していました。
そして雨あがりの虹🌈。
雨の激しさの割には虹は淡く、スマホカメラにはかろうじて色が写ったレベルです。
でも、縁起物ですのであげておきます。
虹は夏の季語です。
夕立の後に現れる頻度が高いためです。
ダブルレインボー(二重虹)は特別に縁起物と言われますが、実は全ての虹は二重に出てるってご存知でした?
内側の虹を主虹、外側の虹を副虹と呼びます。
外側の虹は、薄くて肉眼では見えないことも多いそうです。
色々な条件が重なって副虹も肉眼で見えるくらいの濃さで出現した場合、はじめてダブルレインボーと呼ばれます。
実は、ネットニュースの映像を見ると、今日の虹も場所によっては二重で見えたみたいですね。
上の記事内の写真。
目を凝らすと、本当にうっすらと副虹が見えます。
主虹は太陽光線が1回反射したもの、副虹は2回反射したものです。
原理は・・・まで書くと長くなって嫌われそうだから、やめとこう。
虹ができる原理を世界で初めて解明したのは1673年、デカルトでした。
しかし、彼は虹に色が付く原理までは説明できませんでした。
ルネ・デカルト(1596~1650)
「我思う、ゆえに我あり」で有名なフランスの哲学者。
教科書でおなじみの肖像画と、あらびっくりイケメンな若い頃の肖像画。
虹の色の原理を世界で初めて解明したのは1704年、ニュートンです。
それまで欧州では虹の色は3色とか5色と言われていましたが、ニュートンはプリズムを使った実験で7色と定義しました。
アイザック・ニュートン(1642~1727)
万有引力の発見で有名なイギリスの自然哲学/数学/物理/天文/神学者。
同じく教科書でおなじみの肖像画と、若い頃のシュッとした肖像画。
図説だけサラッと。
これが3回反射すると三重虹(トリプルレインボー)、4回反射すると四重虹(クワトロレインボー)が理論上ではできます。
しかし三重虹・四重虹の目撃情報は、この300年間に全世界で数回しか報告されてないくらい、激激激レアなのだそうです。
生きている間に一度は見てみたいものです。
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