HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

病気>書痙(しょけい)❷病院に行ったけどハズレでした




❶はこちらです。



2011年の年末に突然書痙を発症してしまった、エンドウミリエ(仮名)です。


<書痙>

  • 書痙はジストニアの一種である
  • ジストニアは対人恐怖症の症状のひとつである。
  • 対人恐怖症は社会不安障害のひとつである。
  • 社会不安障害は心の病のひとつである。
  • つまり、メンタルクリニックに行け。


という、イヤな情報がスラスラとヒットしました。
誰だって、できれば行きたくないですよね、メンタルクリニック。


数か月は様子見をしてみました。
ひょっとしたら自然治癒してくれないものかと願って。


くれませんでした。


人に見られながら字を書くと、必ず手がこわばってしまい、字がグニャグニャになってしまいます。


焦れば焦るほどひどくなり、脂汗が出るようになってきました。


症状が最初に出てから約半年が経ちました。
私は腹をくくり「病院行かなきゃ」と腰を上げたのでした。
最初に行ったのは、JR某駅からほど近い某メンタルクリニック(大手)でした。

当日でも初診OK
夜、わりと遅くまで診療
土日も診療

あたりがそこを選んだ決め手でした。
というのも

完全予約制で初診は2週間待ち

午後の診療の終了時間が早い

土曜の午後と日曜は当然休診


という病院が、当時は今よりもっとずっと多かったんです。


事前に調べた口コミの平均点数も、そんなに悪くはありませんでした。
当日の待合室も人がたくさんいて(予約制でないから必然、多くなる)繁盛してそうでした。


しかし、結論から先に言うと


「笑っちゃうくらい、ビッグなブッシュ」


(日本語に訳してください)だったのです。



👇これはブッシュ父子。


そこは何人もの勤務医を雇って、複数の個室で同時進行で患者をさばいていました。
私は30代くらいの女性医師に当たりました。


彼女は、PCを見たまま(こちらも見ないで)開口一番、


「当院の初診枠は15分ですから」


と宣言しました。



長話し封じでしょうか❓



👇ケンシロウよりは長いけれども💧


メンタルクリニックの初診って、じっくり発病の経緯とかを話さないことには、どうにもならないのではないでしょうか❓


のっけから面食らう私。


女医「お話がしたいなら、あらためて別の日にカウンセリング予約を取って下さい。
当院のカウンセリングは全て自費で、30分5千円、60分1万円です」


あとで調べたところ、一応、この価格は東京の平均相場でした。


ここで日本の保険診療システムを少し説明したいと思います。


「治療に必要と医師が判断した場合であっても、医師以外が行うカウンセリングは保険適用にならない」


    👇つまり

  • 医師が自らカウンセリングを行えば保険診療
  • カウンセラーにやらせたら自費診療


というふうに国が一律に決めてしまっています。


そしたらどこの病院だって、時間単価の高い医師に時間のかかるカウンセリングなんてやらせませんよね。


医師より安く雇えるカウンセラーを使って、自費診療にするに決まってますよね。


メンタルクリニックに縁のない方は
「でもカウンセラーって、看護師みたいに国家資格でしょ❓」
と思われるでしょう。


私も自分がかかるまではそう思っていました
しかし調べたら、違いました。


日本には心理系の資格がたくさんあります。
その中で、国家資格は2018年に新設された「公認心理師」だけです。


その他は全て民間資格。


これが本当にピンキリで、大学院に行く必要のあるものから、通信教育で取得できるものまであります。


自己紹介で「心理士の〇〇です」とだけ名乗られた場合、取得難易度の高い心理士なのか、ユーキャンで取れちゃうような心理士なのか、患者には判断のしようがありません。


どんな人に当たるかわからないのに、60分で1万円❓


ギャンブル❓ロシアンルーレット❓と私は思ってしまいました。
※あくまで個人の考えです


そして「話は15分しか聞かぬ」と宣言したその女性医師は、15分どころか5分しか経たないうちに、


女医「あ~書痙、書痙。そんなの、抗不安薬を飲めば一発よ」


と、はやばやと結論を出してきました。


女医「とん服(症状が出た時だけ服用すること)でいいのよ。書痙が出たら飲むの。よく効くから半錠で大丈夫。そしたら嘘みたいにピターッと止まるから」


何を根拠に試す前からそう言い切れるのか❓と戸惑う私におかまいなく、彼女は


「じゃ、そういうことで、デパスを10錠ほど処方しときますねー。はいお大事に❗️」


と初診を終えてしまいました。


👇これがデパス。画像はQライフより。

そして結局それは見事に大ウソ。


嘘という言葉が不適切と思われる方がいらしたら、「診立て違いもいいところ」。


とにかく「症状が出てからの頓服のデパス」は、一度に3錠飲んでもぜんぜん効かなかったのでした。


ウルトラブッシュ。


👇これはブッシュ父子(二度目)。


長くなるので続きます。