エリザベス女王崩御報道所感
私がかねてより「全くの赤の他人で、話したことすらないけれど、訃報で泣く自信がある」と思っていた、たった二人の人物のうちのお1人が亡くなりました。
エリザベス女王陛下。
涙もろくないことこのうえないわたくし~全米が泣いた映画で泣けたためしがない~は、大泣きはやはりできなくて、涙がにじんだくらいでしたが。
しかしなんといいますか、喪失感(グリーフ)に子泣き爺のごとくしがみつかれています。
私が泣く自信があるもう一人は、ダライ・ラマ14世猊下です。
猊下ももう87歳。
長生きしてください。
ところで、偉大なる英国君主がお亡くなりになったのに「女王死去」と報道する日本のマスコミに驚きました。
いわゆるメジャー紙やメジャー局はほとんどそうでした。
君主の場合は崩御でしょう。
しかしながら、崩御と報道したところはほんの少しでした。
JRA(日本中央競馬会)とか。
高僧がお亡くなりになることは遷化(せんげ)と言います。
つまり、もし(嫌だけど)ダライ・ラマ14世猊下に万一のことがあった場合、正しい表現は
「ダライ・ラマ14世御遷化(ごせんげ)」
だけど日本のマスコミに期待するのは無理そうです・・・。
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