1960（昭和35）年9月10日に、NHK・日本テレビ・ラジオ東京テレビ（現：TBS）・読売テレビ・朝日放送の5局がカラーテレビの本放送を開始した記念日です。

何と、アメリカに次いで世界で2番目に早いテレビのカラー放送でした。
アメリカはで1951年（本格運用は1954年）からでした。

日本では当時「総天然色テレビジョン」と呼ばれたそうです。

カラー放送に伴い発売された松下電器（現パナソニック）製のカラーテレビ第1号機の価格は17インチで50万円。

白黒テレビは14インチで約7万円、電気洗濯機は約3万円だった頃です。

1960年の50万円は、現在の貨幣価値に直すと250万円から300万円です。

こちらは同時期の東芝製カラーテレビ。

日本のカラーテレビの普及率が白黒テレビを上回ったのは、13年後の1973（昭和48）年。

白黒番組の制作は1977（昭和54）年9月30日放送分で終了しました。