HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

解釈を都合に合わせて変幻自在に変える人たち




この記事から続いています。



先月、こんな報道がありました。



チャールズ3世は長年に渡り複数の自然保護団体や慈善団体の代表を務めています。


その中のひとつプリンス・オブ・ウェールズ慈善基金(PWCF)が、2013年にサウジアラビアの大富豪バクル・ビン・ラディン氏とシャフク・ビン・ラディン氏(兄弟)から100万ポンド(約1.6億円)の寄付金を受け取ったことをスキャンダルと報じたものです。


2人はテロ組織アルカイーダのリーダー、ウサマ・ビン・ラディンの異母兄であることから、黒い献金疑惑!といったニュアンスで報道されました。


この報道に素早く反応し、本国英国以上じゃないかというほどチャールズ皇太子(当時)に非難囂々だったのが、故ダイアナ元妃大好きの日本人でした。


一代で巨万の富を築いたムハンマド・ビン・ラディン氏は、22回の結婚で54人の子供を持つサウジアラビアの大富豪でした。


ウサマ・ビン・ラディンは17番目の子どもですが、生母はウサマを生んですぐムハンマドと離婚しています。
そしてウサマを連れて再婚したため、ウサマを育てたのは義父です。


👇生母。


ウサマは実父ムハンマド死去で財産分与をもらった以外は、一族とはほぼ交渉なし。


サウジアラビアや米国で実業家として成功している兄弟や親族は、ウサマのせいでビン・ラディン一族全員が疑われることをひどく迷惑がっていると伝えられます。


そのイメージ払拭のためもあり、海外の慈善団体への寄付を定期的に行っているようです。


2013年にプリンス・オブ・ウェールズ慈善基金(PWCF)が受け取った寄付に関してもPWCFは


「検討の結果、大規模な家族の中の1人がとった行動によって他の家族の寄付が否定されるべきではないという結論に至った(から受け取った)」


とコメントしています。


しかしそれを
「それでも王室や皇太子のイメージに傷がつくのは必至」
と報じた日本のマスコミ。


法に触れるとは言えないものだから、姑息に「合法であってもね~イメージがね~wwネチネチ」と責めたわけです。


「国葬に出席しません」と表明した蓮舫氏を「はしたなく見える」と口撃した三浦瑠璃氏みたいですね。


そしてネチネチの尻馬に乗って「チャールズは節操がない」「やはり次王はウィリアムだ」と喜んだ一部の日本人。


👆こういう人ばかりが積極的にコメントするので、目立ちました。



👇画像はヒントポットより。


では、犯罪者を出した家の人間は全員一生叩かれるべきだと言うんでしょうか。


赤ん坊の頃に決別して一緒に育ってすらいない、54人もいる兄弟姉妹のひとりが犯罪者になったら、他の53人は一生寄付もできないと言うんですね。


「問題ですよね~www」と言う人は、例えば赤い羽根募金に100円を入れに来た子供に


「君のパパママや、おじいさんおばあさん、おじさんおばさん、いとこ・はとこには一人の犯罪者もいないだろうね❓」


と言うんですか❓


その子の遠縁の親族に犯罪者がいたらその100円を投げ返し、帰れと言うんですか❓


ならば私も言いましょう。


故ダイアナ元妃が真剣に再婚寸前だった、ドディ・アルファイド氏(元妃と一緒に交通事故で死亡)はエジプトの億万長者モハメド・アルファイドの息子、かつサウジアラビアの武器商人アドナン・カショギの甥でした。


故ダイアナ元妃は世界平和を訴え、地雷撤去活動などを精力的に行っていると大絶賛されていましたね。
しかしその一方で、武器商人の親族と結婚するつもりでした。


日本人は純愛純愛と騒ぎました。


ダイアナファンはきっとこう言うでしょう。


「だって武器商人は伯父。伯父と甥は別人格でしょう。問題にしたら差別」


ならばビン・ラディン家の54人きょうだいも全員が別人格のはずです。


なぜ都合のいいように使い分けますか❓


結局、ダイアナは好きだから何が何でも白にしなきゃ気が済まないし、
チャールズは嫌いだからこじつけてでも黒にしなきゃ気が済まない。


それだけのように見えます。



👇画像はフィガロジャポンより。


もう1回だけ続きます。