HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

偏った情報だけしか受け入れない人たち



初回公開:本日11:00


エリザベス2世女王の訃報が伝えられるや否や、お悔やみの言葉もないまま我先に


「次王がチャールズだなんて嫌だ嫌だ」
「カミラ王妃など絶対に認めたくない」
「次王はウィリアムにすべき」


だけをマスコミの記事のコメント欄やSNSに書き込む人が少なからずいた、日本。


続いてチャールズ3世即位の速報が伝えられるや否や、今度は


「なぜ議会の承認もなく、自動的に即位なんだ」
「英国民はウィリアムを希望していたはず。民意は無視か」


などと書き込む、故ダイアナ元妃を偏愛する日本人。


言うに事欠いて、王位継承決定に議会の承認❓
そんな制度は日本の皇室にもどの国の王室にもありません。


これについては別記事で書きます。



👇画像はBBCより。


それがごく少数ならともかく、ダイアナ妃が亡くなってもう25年が経つというのに驚くほどの多数。


ゾッとしたので「私はチャールズが好きだ」と昨日このブログに書いたところ、半日ほど凪のようにアクセス数とnice数の伸びが停滞しました。


その後再び動き出し、日付が変わる頃には何事もなかったかのように普段のペースに戻りましたが。


日本人のオードリー・ヘプバーン神格化とダイアナ・スペンサー絶対神格化は飛びぬけて世界一だと感じます。


本国英国(ヘプバーン氏も英国人です)では陰面もある程度容赦なく平等に報じられていると思います。


ゆえにファンと呼ばれる人たちも、陰面も承知した上で「それでも私は推す」と言ってる人が、陽面しか見ない偏った人よりも比較的多いように思います。


もちろんそうでない人もいますが。


しかし日本では意図的に徹底的に陰面は隠され、このふたりはまるで絶対聖女、絶対女神のように報道されてきました。


英国や米国初の陰面報道の日本語訳(ダイアナ元妃サイドに都合の悪い真実)もちゃんとネットの大海の中には存在し続けています。


しかしそれをすくい上げて読もうとする日本人はほとんどいない印象です。


👇ネットに漂う情報イメージ。
画像は鳥羽水族館より。


なので例えばこんなこと👇を平気で言う人がいっぱいいます。
これは既に一度このブログに書いたことがある、私の実体験です。


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A子「私はオードリー・ヘプバーンが大好きなの❗️」


派遣先の同僚A子は自己紹介代わりのように言いました。


続けて、ヘプバーンには一点の疵、いいえ、ひと刷毛の曇りすらないかのような、およそ日本の女性誌が書き立てるテンプレなヘプバーン大賛辞の完コピを、心酔の表情で述べられました。


良いですよ。
ファン心理なんてそんなものです。
推しを推すのに遠慮はいりません。
もう少し自分の言葉があった方がベターですが。


しかし、その先がいただけなかった。


A子「エンドウさん(仮名)は❓」


「エンドウミリエ(仮名)もヘプバーン大好きであります」
と言わせたい❗️言って❗️
という圧を950ヘクトパスカル(強い台風並み)ほどぐいぐい発しながら、A子さんが身を乗り出します。


話を合わせるのが上手い人、誰とでもそつなく付き合えるいわゆる「愛されキャラの人」とは、ここでうだうだ言わずに
「私もヘプバーンよ(にっこり)」
と微笑むことができる人でしょう。


しかし残念ながら私には愛されキャラ志向が薄いのです。


私 「私はマリリン・モンローが大好き」


と正直に答えました。


👇画像はコスモポリタンより。


すると、A子の顔には失望と嘲りの表情が広がりました。


A子「マリリン・モンローなんか(強調)と一緒にしないでほしいわあ〜」


私 「なんかって言いぐさは何❓」


A子「ケネディと不倫したあげく捨てられた、ただのセクシー女優と、オ〜ドリィ〜を一緒にしないでほしいわあ」


私「未婚のうちは既婚者の共演者(ウィリアム・ホールデン)と不倫。その後2度結婚したけど2度目の結婚中にまた別の共演者(ベン・ギャザラ)とダブル不倫して結局、離婚」


A子「ウソよ、ウソ嘘❗️オ〜ドリィがそんなことするわけないわ。(日本で出版されている映画情報誌や伝記には)どこにも書かれてません❗️」


彼女は椅子を蹴立てて立ち上がり、まだほとんど手つかずの定食を残飯入れにガン❗️ゴン❗️と勢いよくぶち込んで社食を立ち去ったのでした。


昼休みでした。


そして彼女はその後、私が派遣契約期間満了してその職場を去るまでずーっとチクチクと私の陰口を言い続けたのでした。



ダイアナ元妃推しの人とは、ここまでのガチ論戦はしたことはありません。


しかし、おおむね日本のマスコミが意図的に報じる彼女の陽面だけを水増しして神格化。
英米のマスコミが報じてる(和訳も存在する)けど日本のマスコミが報じようとしない陰面(彼女の悪い所)は知らず、知ろうとせず、小耳にはさんだとしても脊髄反射で「ウソ」と決めつける傾向に思えます。


チャールズ氏やカミラ氏にもある良い点の報道にはまるで無関心。
稀に小耳に挟んでも
「ウソ」「ありえない」「あなたは騙されている」「カミラを弁護するなんて、正気?」「見損なったわ」
等、やはり決めつけていると感じます。


ダイアナ元妃逝去から25年。チャールズ&カミラの再婚から17年。


ダイアナ元妃のような自己主張もせず粛々と公務をこなすカミラ氏の姿に、故エリザベス2世先女王もウィリアム王子(現皇太子)も態度を軟化していると報じられ、最後に女王は「カミラに王妃の称号を」という言葉を残されました。


しかし、それに対して「息子に甘すぎる」「騙されている」「女王を騙しおおすとは何たる(カミラの)演技力」「その演技力が怖い・嫌い」というコメントが日本の報道に踊るのですから。


四六時中マスコミに容赦なく監視されている英王室。
どんなに隠そうとしてもごまかそうとしても、陰の顔はだいたい嗅ぎ付けられます。


英王室に比べてまだまだマスコミが入り込めない日本の皇室ですら、紀子さまのキツい言動がたびたびすっぱ抜かれるじゃないですか。


英国マスコミの英王室に対する報道姿勢(マジすごいよ❓)を知っていれば、それを17年間完璧にごまかし通せるなんて無理ムリと断言できます。


結局「チャールズ=悪・カミラ=最悪」という結論を先に決め、そこからしかものを見ていない。



・・・すみません、けっこう長くなったので一度続きます。