自称セキュリティのプロが解説する矛盾した話に困惑
ネットで偶然見かけた情報です。
発信者はセキュリティのプロを名乗る会社の「中の人」です。
<靴を盗まれる/間違えられる>
靴を盗難する人は、盗んだことがばれないように自分が履いてきた靴も持ち帰るケースが多いです。
逆に、履き間違えの場合は間違えた人の靴が置かれたままになっています。
盗難か履き間違いかの判断の目安になります。
・・・はあ?(ポカーン)
ナイ(ヾノ・∀・`)ナイナイ。
だって靴を履いているうえにさらに他の靴を手に持ってる人って、目立つでしょう。
昔、某デパートのバッグ売場責任者の人に聞きました。
「バッグを盗む人は手ぶらで来る」
なぜなら周りの客にも店員にも『女性は必ずバッグを持っているもの』という思い込みがあるから。
だからバッグを1個だけ持ってる女性を見ても、全く違和感を感じない。
だけどバッグを一人で2個持ってる女性を見ると、違和感を感じる。
※トートバッグやマイバッグなどのいかにもサブバッグとわかるものではなく、どう見てもメイン仕様のバッグを2つという意味です。
だから手ぶらで来て1個だけ持って行かれると、店員も騙されてしまいやすいと仰いました。
※メインっぽいバッグを2つ持っていると何となく違和感を感じて目立つ例。
画像はマルイウェブチャンネルより。
同じように傘を2本持ってる人もなんとなく目立ちますよね。
自分の靴を残して行ったところで住所氏名を書いてるわけじゃなし。
自分の靴を置いて行ってバレる確率と、靴を履いているのにさらに別の靴を手に持っている不自然さで疑われる確率。
天秤にかけたらどっちがリスクかなんて自明の理だと思いますよ。
袋に入れて手荷物にして持ち帰ればバレない?
例えば、あなたが偶然の目撃者だった場合。
- 靴を履いてさっと帰る人
- 靴を履いた上に更にもう一足の別の靴を手に取って、袋に入れて帰る人
どっちが怪しいとあなたなら判断しますか?
防犯カメラの映像に残っていた場合も、圧倒的に後者の方が疑われますよね。
私自身が被害に遭った時、消えた私の靴とは似ても似つかぬ靴が残されていると説明しているのに、施設の職員が間延びした声で
「誰かが間違って履いて行ったのでは~?」
と言ったのは、セキュリティのプロとやらがこういうことをクライアントに吹聴してるからだったのでしょうか。
何処と社名は書きませんけど、迷惑に感じました。
私の実体験はこちらに書いています。
昔の話なもので、この施設には防犯カメラはありませんでした。
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