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突拍子もないように見せかけて実はリアリティが凄い:トライダーG72⃣

Millie Endo


初公開:2022/10/23

加筆修正したため上げ直します。



1⃣から続いています。



「トライダーG7」基本設定とあらすじ ❶地球サイド


小学6年生が社長になった理由(わけ)


地球人が月や火星のコロニー(植民地)に居住者を送り込み、木星や土星にも資源採掘基地を築いている近未来。


それにしては電話は黒電話だし車はガソリンカーしか走ってないが、そんな細かいことを気にしてはいけない。


東京の下町にささやかな自社ビルを持つ「竹尾ゼネラルカンパニー」は、竹尾道太郎が創業した従業員わずか4名の零細企業。


しかし道太郎は幼い子供たちを残して早逝してしまう。
(第1話で既に故人)


⇩亡き父・道太郎さん(声は纓片達雄さん)
エンディング映像に毎回ご遺影でご登場。



残された子供は12歳/小学校6年生の長男ワッ太と6歳/小学校1年生の長女サチコと、4歳/幼稚園児の次男シゲル。


ワッ太は、4人の社員と自分の家族(母と弟妹)を路頭に迷わせないために、小学校6年生にして家業を継ぎ2代目社長になることを決意する。


※労働基準法的に問題がないことは別記事で解説済みです。



ええ子やなあ。

下が全従業員、4名。


左から営業・メカニック・経理(紅一点)・専務。


経理が持ってるのは3時のお茶とお茶菓子。


専務が持っているのはソロバン。


       


下町の零細企業に場違いすぎるオーバースペック機材


実は「竹尾ゼネラルカンパニー」は、零細企業ながらとんでもない機材を所有していました。


身長57m、大気圏内飛行最高速度マッハ7.7(時速9,508㎞)※を誇るスーパーロボット、トライダーG7です。


※つまり空気抵抗のない大気圏外では、もっと速いと思われる。ただ具体的数字が見つかりません。


トライダーG7は、竹尾道太郎に助けられた梅本という男がお礼にと設計し、日本の三葉工業(三菱のもじりと思われる)で製造して道太郎に贈ったものです。。


しかし梅本とは世を忍ぶ偽名で、実は地球よりも遥かに科学技術の進んだ星から密かに太陽系に亡命していた、異星人(実は機械生命体)のロボット工学者でした。

本名はナバロン(下画像右)。

機械生命体(自立型AIヒューマノイド)に髭や眼鏡が必要な理由は、おそらくファッション。


        



そのためトライダーG7は地球製の他の人間型巨大ロボット(世界各国で競って製造されている)の追随を許さない、オーバーテクノロジーの高性能を誇っています。


メカデザインは、ガンダムと同じ巨匠・大河原邦夫氏。


しかし顔面部デザインはガンダムよりはるかにイケメンだと私は思う。


小顔で脚も長いしな。



地球の危機がビジネスチャンス


ワッ太が2代目社長を継いで間もなく、月や火星の資源採掘現場や資源運搬船が謎の巨大ロボットに襲われ、資源を奪われる事件が多発します。


謎のロボットは正体不明。


犯行声明や、SFものにありがちな敵からの高笑い混じりの自己紹介通信などいっさい無し。


地球防衛軍が応戦するも、地球の宇宙戦闘機では歯が立ちません。


困り果てた地球防衛軍の足立長官。


彼は竹尾ゼネラルカンパニーに、トライダーG7による輸送船団護衛、もしくは輸送業務そのもの、後半になるとズバリ謎のロボット撃退の仕事を発注してきます。


⇩かなりメタボな足立長官。


道太郎の死去で倒産寸前にまで追い込まれていた竹尾ゼネラルカンパニーに、起死回生のビジネスチャンスが巡って来たのです。


従来のロボットアニメとの発想の違いが凄過ぎる


地球防衛軍から依頼が入ると、地球の危機にもかかわらず、竹尾ゼネラルカンパニーの社員は沸き立ちます。


理由は・・・お金が入るから。


不謹慎と言ってはいけない。


専務は自転車をこいで小学校にワッ太を迎えに行きます。


道太郎以外にトライダーG7を操縦できるのは、トライダーが好きでいつも父と一緒にコクピットに乗り込んでいたワッ太だけだからです。


小学校にも話はついていて、教師たちは渋い顔をしながらもワッ太の早退を認めます。


義務教育は家出ました。


まあ、子役タレントさんたちもほぼ同じことしますし、登校拒否で籍を置いてるだけでも卒業証書がもらえますからね、小学校は。


敵襲来は会社の売上げ


専務(声は故・永井一郎さん=波平さん)はソロバンをはじきながら


「社長、今回は〇〇万円(報酬)の仕事ですぞ!」


と大喜び。


社長のワッ太も


「これで社員の給料が払える」


と大喜び。


それ以前の「ただ、正義(時として愛)のためだけに」命を投げうってロボットを駆っていた潔癖ヒーローズからすると


「はああああ!?」


な展開だと思うよ、うん。


しかし、これがトライダーG7流のスーパーリアリズム。


不謹慎と言ってはいけない。(二度目)


     \仕事だ!/  \仕事だ!/

    


「基本設定とあらすじ❷敵サイド」に続きます。