エジプト神>主要メンバーを解説
本日午前中公開の記事でアヌビス神に触れたので、その流れでエジプト神を有名どころだけご紹介します。
上の画像を元に、向かって左から順にご紹介します。
画像はアニメ「とーとつにエジプト神」公式Twitterからお借りしました。
「とーとつにエジプト神」は日本のマンガ/アニメです。
★ セベク(ワニ)
ワニの頭を持つ男性神。
ナイル川流域の湿地帯に棲む豊穣の守護神。
頭上の王冠のようなものは上の絵では金色に見えるが、本来は緑色の羽飾り。
ワニの獰猛さから戦いの神の側面も持ち、王(ファラオ)の力の象徴だった。
★ サ・タ(ヘビ)
ワニの身体に人の足を持つ男性神。
ヘビが脱皮を繰り返すことから生命と再生の象徴。
死者の書にはこう書かれている。
「我は日ごとに死して生まれ変わるものなり」
「我は一新(いっしん)し、そして日ごとに若返る」
★ ウヌト(ウサギ)
ウサギはその俊敏さと敏感な聴覚のため神聖視された。
★ ラー(ハヤブサ/太陽神)
ハヤブサの頭を持つ男性神。
エジプト神の中ではおそらく一番有名な神。
後に創造神アトムとも融合された。
※アトム=エジプト人が原初の生き物と考えるヘビの姿をして誕生した。
しかし後に太陽神ラーと融合し、太陽神とみなされるようになった。
★ オッター(カワウソ/㊟このヒトだけ神じゃない&古代エジプト語でもない)
末期王朝時代に沢山作られたカワウソのミイラの一般名(英語名)。
もちろんナイル川に棲むカワウソです。
★ ホルス(ハヤブサ/天空神)
ハヤブサの頭を持つ男性神。
ラーとハヤブサかぶり。
古代エジプト人はよほどハヤブサがお気に入りだったらしい。
主要神がかぶるのはちょっとね、ということでワシとする説もあるけど弱め。
★ メジェド(「打ち倒すもの」)
全身被り物から生足だけ出した性別不明の神。
「死者の書」に大真面目に描かれた姿がコレ。
下のどれかにしか見えない。
- ハロウィンの仮装
- オバケのQ太郎
- 不審者
現代に(ハロウィン以外の時期に)現れたら通報案件です。
「死者の書」にはこう書かれています。
- 冥界神・オシリスと共にいる。
- 実は姿は見えない。
- 目から何かの光線を発射する。
- 火を吐く。
オシリスの護衛者ではと言われていますが、謎の多いヒト…じゃない、神です。
メジェドさんのせいで長くなったので、後編に続きます。
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