HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

白亜紀は今より10度前後気温が高かった



白亜紀に生息していたと思われる自家用車ほどの大きさのウミガメの化石が発見されたというニュースです。


この時代、恐竜を筆頭として現代よりも遥かに巨大な爬虫類がたくさん生息していました。


その理由の一つは当時の高温環境です。


※顕生代:地球に生き物がいる時代のこと。
   
白亜紀の平均気温は現在より10℃前後高く、北極や南極には氷など全くありませんでした。
海水面は現在より最大で200m近く高かったとも考えられています。


爬虫類は周囲の温度で体温が変化する変温動物のため、寒冷な気温が苦手です。
寒い環境では体温を維持することができないからです。
白亜紀の高温は彼らにとっては有利に働きました。


高温で植物が大繁殖。
餌が増えたことで草食動物が大繁殖。
すると草食動物を食べる肉食動物も大繁殖。


豊富な餌は生物の巨大化も促しました。


ところが白亜紀末にメキシコ・ユカタン半島に直径10㎞の巨大隕石が衝突します。


衝突で巻き上がった大量の塵やガスは地球全体を覆い、長期にわたり太陽光を遮り、地球は寒冷化しました。


太陽光が届きにくくなったことで光合成を行う植物が激減。
餌が足りなくなった草食動物が大量餓死。
すると草食動物を食べる肉食動物も大量餓死。


そんな中、ネズミほどの大きさしかなく、恐竜から隠れるため夜行性で生きてきた恒温動物にチャンスが訪れます。


今の哺乳類の共通祖先です。


生態系の覇者・恐竜がいなくなった穴を埋めるべく、それまでほとんど進化せずに生きてきたネズミほどの大きさの哺乳類は進化の大爆発を起こし、瞬く間に地上の生物の主流に躍り出ました。


地球ではそれまでにも「全生物の〇割が絶滅」規模の大量絶滅を何度も繰り返しています。
そしてその都度、生き延びたものがちゃんと穴を埋めることも何度も繰り返されてきました。


寒冷環境を生き延びて今に至る現生生物(ホモサピエンスを含む)はにとっては地球温暖化は大きな死活問題です。


しかし、地球にとっては大した問題ではありません。


もちろん私もホモサピエンスなので、温暖化したら困る中の一人です。
潔くない性格なので、死にたくもありません。
そのためとりあえず自家用車には乗りませんし、節電にも協力しています。


ただ、一部の環境活動家が「温暖化すれば地球が滅ぶ」といった、まるで地球存亡の危機であるかのようなウソを広めているのが嫌いなだけです。


人間が滅んでも地球は滅びません。


北極に氷が無くなれば、シロクマが滅ぶ代わりに別の何かが「氷のない北極」に適応して進化して穴を埋めます。
北極が無生物地帯になるわけではありません。



ホモサピエンスが滅んでも必ず何かが生態系の頂点の穴を埋めます。


それが嫌だから悪あがきしたい、と正直に言う環境活動家になら賛同します。



※画像は平均体重1トンクラスの「重種馬」。
画像はイギリス乗馬クラブより拝借しました。
本文とは関係ありません。