自己啓発の定番「他人は変えられないが自分は変えられる」が嫌いです
なぜかというと、これをわざわざ他人に言って来る人は、だいたいにおいて
「だからあなたは自分を変えるべきなんです。さあ、今日からレッツ自分を変えましょう!」
というふうに理論展開するからです。
自己啓発本もそうです。
「読者のみなさん、わかりましたか?さあ、読後はレッツ自分を変えましょう!」
ですよね。
赤の他人である私もしくは不特定多数の尻を「あなたが変わりましょう」と叩く。
つまりそれって、他人を変えようとしていますよね?
矛盾と欺瞞もいいところです。
「そうですか。では、あなたも他人の私は変えれませんよ」
と答えると
「そうよ。だからあなたが自分自身をを変えなきゃいけないって言ってるんだけど、わからない?」
…話がメビウスの輪の如く無限ループに陥ります。
「私はあなたを変えてあげられないの。だから、あなたが自分を変えない限りあなたは変われないの!」
「私は自分を変える必要性を感じていません」
「そんなんじゃダメ。人間は常に自分を高め続けない限り、終わってる!」
ここで
「なら、他人である私に指図してないで、黙ってあなた自身を高めることだけに専念していただけませんか?」
まで言い返してしまえたらスッキリするんですけどねー。
そこまで言うと私が悪者扱いされると予想が付きすぎるから、不本意ながら飲み込む。
すると、飲み込んであげたのに、たいていは陰で「あの人、性格悪い」とか言われてるんですよね。
あれ?
自己啓発が命の人が、人の陰口なんか言っていいんでしょうか?
私ですか?
私は自己啓発趣味がございませんから、言いますよ!
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