夜鷹(よたか)ってそんなに醜いですか?可愛くないですか?
宮沢賢治の「よだかの星」でご存じの方も多い、夜鷹(ヨタカ)☜本当は濁りません。
日本でみられるヨタカは、学名をCaprimulgus indicus(インドヨタカ)と言います。
インドや東南アジアから夏だけ日本に渡ってくる夏鳥です(要するに避暑)。
日本語では鷹という名がついていますが、猛禽類ですらありません。
飛びながら鳥を捕食するために大きな口を持つのが特徴です。
インドヨタカはまだそうでもないのですが、
オーストラリアに住むガマグチヨタカはこんな口です。
画像はカラパイアより。
中南米に住むタチヨタカの口も凄いですよ。
☟こちらもカラパイアより。
東京では多摩動物園がオーストラリアガマグチヨタカを飼育しています。
ガマ吉さん(左)とガマ子さん(右)ペア。
☟画像は多摩動物園公式より。
しかし多摩動物園はカモに鳥インフルエンザが発生した影響でまだ臨時閉演中です。
よだかは、実にみにくい鳥です。
顔は、ところどころ、味噌みそをつけたようにまだらで、くちばしは、ひらたくて、耳までさけています。
(宮沢賢治「よだかの星」より)
そうかなあ。
けっこう可愛いけどなあ。
☟下は那須どうぶつ王国の、ようかんちゃんとまんじゅうちゃん。
(どっちがどっちかよくわからない。すみません)
え?1羽しか見えないって?
いやあ、いるでしょう、2羽!!
☟那須どうぶつ王国公式より。
ヨタカのこの地味~な羽の色は、木の枝に擬態するためです。
向かって右側の子が、只今体を思いっきり平たくして木の枝に絶賛擬態中です。
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