「だめっすよ買春は。おじさんだめっすよ。わかります？　だめっすよ。買春だめっすからね。お願いしますよ」と撮影主が声をかけるも男性は無言のままその場を立ち去った。

（上の記事より抜粋）

いや…

法律的なことを言うと、買う方がダメなのは売り手が18歳未満の場合。

18歳以上の場合は、法に引っかかるのは売り手。

厳密にいうと「公衆の目にふれるような方法で客待ちをし、人を売春の相手方となるように誘引すること」つまり立ちんぼ行為だけでも、6か月以下の懲役又は１万円以下の罰金。

実際は取り締まってないけど。

だから上の場合、もし正しくやろうと思えば以下のようになります。

そこにいる立ちんぼ女性の年齢を予め全員分正しく把握したうえで、18歳未満の女性と値段交渉を始めた男性にだけ「その女性は未成年だから法に触れますよ」と声をかける。

自称年齢をサバ読んでて実年齢はとっくの昔にハタチ過ぎ、という人も当然いるでしょう。
また本当に女子高生でも3年生ともなれば満18歳以上も普通にいます。
なので写真付きの公的身分証明書で年齢を正確に確認しておく必要があります。

歌舞伎町で立ちんぼを買うようなキモイおじさんを擁護する気はさらさらないです。

しかし

「法に触れてるか触れていないか（売手女性の年齢が不明では）わからないのに、有罪と決めてかかり、半分嘘をつく。公然と他人の顔を撮影してSNS上に晒す私刑を行って、金儲け」

という流れにゾッとしたので書きました。

毎日“立ちんぼ女子”を求める男性が後を絶たないという活況ぶりだ。それを見かねた迷惑系ユーチューバーたちが未成年買春撲滅運動を掲げた活動をはじめ…

（同じく上の記事より抜粋）

ではなぜそこに立っている女性たちに「売春はだめですよ」とは言わないんでしょうか？

それより買った男性の顔を晒す方が「再生数が稼げる」つまり金になるからですよね。

前に「わざと財布を道に置いて、拾う人を待って撮影」というのがなかったか？
と思って探したら5秒で出てきました。

結局この時は、偽計業務妨害容疑でYouTuberが大阪府警に逮捕されてますよ。

☟イラストやさんの「迷惑系ユーチューバーのイラスト」

この絵のように自撮りしてるだけなら、まだかわいい方でした。