銀から金へ色が変わるスイカズラ:純日本原産の甘い花
普段よく見かける花も調べてみるとほんの50年前とか100年前に日本に移入された外来植物、というパターンが本当に多いです。
朝顔ですら外来種ですからね。
じゃあ日本原産はどこにいる?
ここにおひとかたいらっしゃいます。
スイカズラ(吸葛)さん、学名Lonicera japonicaさんです。
中国原産なのに西洋人学者が間違えて学名を japonicaにしちゃったパターンも多々ある中、このかたは正真正銘の日本原産。
蜜を吸うと甘いことから「吸葛(すいかずら)」という名前になりました。
香りも甘いです。
英語名もJapanese Honeysuckle(ジャパニーズ ハニーサックル)。
suckleとは「授乳する」または「乳を飲む」という意味です。
蜜を飲む(用の花)という意味ですね。
二ンドウ(忍冬)、キンギンカ(金銀花)という別名もあります。
金(黄色)
銀(白)
実は白は開花したての花、黄色は受粉後の花なんです。
色が変化するんですね。
とても興味深い花です。
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