偽通販サイトはよく見るとバレバレ:落ち着いてチェックしましょう
get money さんが偽通販業者疑いのサイトを警告にあげられていました。
会社概要ページの画像を貼られていたのですが、聞いたこともないサイトなのに本社は日本で従業員1,000名超とか。
吹きました。
経済産業省が発表している統計ですと、従業員1,000〜1,999人規模は651社です。
統計元よって多少数字は変わる(統計方法が違う)ので別の民間統計は2,204社としてますが、希少なことに変わりなし。
もちろん日本全体の話です。
ふかすにもほどがありますね。
数字を盛れば盛るほど景気が良いと思ってる中華系の発想な気がします。
本社所在地も実在する地番を使っています。
しかしその住所で検索しても何も出ません。
代表者名も日本人名ですが同じく検索しても何も出ません。
例えば私の愛して止まない赤城乳業株式会社。
ガリガリ君で有名なあそこですら従業員数 630名(社員380名)です。
代表者名の井上創太(いのうえそうた)で検索した結果一例。
私の愛して止まないその2の株式会社たらみ。
フルーツゼリーのたらみです。
ここも従業員500名正(社員数240名)です。
代表者名の和田富(わだゆたか)で検索した結果一例。
ダメ出しでもう一社。
こんにゃくゼリーのCMをバンバン流してるオリヒロ株式会社。
こちらに至っては従業員数は130人です。
代表者名の鶴田織寛(つるたおりひろ)で検索した結果一例。
全国にTVCMを流し全国津々浦々のコンビニに商品があるレベルの製造業ですら、この従業員数で足りるんです。
なのに聞いたこともない新興通販業者が従業員1,000名超えとか、舐めとんのか。
斬新なオリジナル商品を連発することで有名なフェリシモですら従業員数は400名ですよ。
その2.5 倍?
寝言は寝て言えレベルです。
また通販業者なら表示義務がある「特定商取引法に基づく表示」も「個人情報保護方針」も見当たりません。
ヨドバシドットコムの例です。
フェリシモの例です。
「特定商取引法に基づく表示」と「個人情報保護方針」は表示される場所が違いますが、ちゃんとあります。
このように、まともなサイトかそうでないかは細部を見ればわかります。
通販利用は信頼できる業者数社に絞り、あちこちに浮気しないのもひとつの防衛策です。
私はヨドバシ、Amazonメインでたまにロハコ(アスクルの個人向けサイト)くらいしか使いません。
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