HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

いらっしゃいませ。お好きな記事へどうぞ。

   

It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

私が情報遮断が下手なのは暇だからではなくそういう脳の作りだからです


私はHSPの特性だと思っていますが周囲の情報を遮断するのが非常に下手。
というか、ほぼできません。


例えば店内BGM。


「考えごとを始めると、すぐに聞こえなくなる」


とおっしゃる人がけっこう多いですが、私の場合聞こえなくなることはありません。
聞こえなくなった時は睡魔に負けた時か、人事不省に陥った時だと思ってます。


しかしこれがちょっと前までは本当に理解されにくくて。


「それは本気で集中してないから」
「集中力散漫なヒトなんですねw」


みたいなことをよく言われました。


で、私がそう言う人より早く同じ課題を解いてしまったり、仕事を終えてしまったりすると


「なぜ!?注意力散漫なくせに、おかしい。あの人、周りを油断させるために嘘ついてる※」


みたいな陰口になりがち(実話)。


いや、わたくし集中するための条件にはうるさくてめんどくさい奴ですが集中自は得意です。
いわゆる過集中も起こせます。


ただしHSP的過集中ですので、


「集中すると、目の前に立たれても話しかけられても気づかない」


なんてことは絶対ありません。


というか、過集中してる間もBGMは聞こえていて、頭の隅で(うるさいな)と思い続けています。
視界の中(目の端含む)を必要もないのにちょろちょろ²動き回る人も(邪魔だな)と思い続けています。


※思うだけで口には出しません。


「そういうのを集中しているとは言いません。気が散ってるだけ。集中する訓練が足りないんじゃないですかw」


と真っ向否定されたこともあります。


しかし、私はまさにそう言って否定した人が2回チャレンジしても合格せず諦めた国家資格(試験は年1回なのでその人は2年は勉強したはず)をイチから勉強を始めて4か月で一発合格してます。(実話)


※今の勤務先ではその国家資格で資格手当をもらってます。


なんやかんやで理解されにくいあまり、もう理解されること自体に匙を投げていましたところで出会ったのが、先日ご紹介した「花四段といっしょ」(作者:増村十七)でした。




©増村十七



そう。
「そういう脳みそである」
ホント、シンプルにそれだけなんです。


よくぞ描いてくれた。


本作には複数の現役プロ棋士が協力者として参加しているようなので、その中の誰かが実際こういう脳みその持ち主ではないかと推測しています。


とにかく


「集中した脳の状態というのは画一ではなく、個人差が大きい」
「雑念があってもなくても、実力を出す人は出すし出さない人は出さない」
「それは全部、そういう脳みそだから。仕方ないのだ」
「そもそも、実力って何だ?」


というのを、ここまでハッキリ描いてくれたことには感謝しかありません。



このマンガ、Twitter発信の素人マンガが話題になって出版されたものです。
作者の実質的デビュー作ですが画力にはまだかなり課題が残ります。
それでも「このマンガがすごい!2023」オンナ編第12位に選出されています。