真実VS事実検証から発展させて考えるLGBTQ問題
こちらから続いています。
LGBTQ問題
最近のトレンド・LGBTQ問題でいくと
- 染色体がXYである。
- オス(メス)の生殖器官を有している。
この二つを満たしていれば、その人は生物学的にオスbiologically maleまたは生物学的にメスbiologically femaleです。
医学的に検査・証明が可能であるという意味で、紛れもなく唯一の事実です。
しかし一部の人は言います。
「私の性自認(gender identity・心の性ともいう)は違います!」
「体は男でも、心は女なんです(またはその逆)」
「私は性自認が定まりません」 ☜これがLGBTQのQ。
これらはいずれもその人の意識の中では真実。
しかしその人の意識(脳の中)を覗くことなどできない当事者以外にとっては「彼の(彼女の)自己申告」。
科学的に検査・照明不可能な領域。
だから「東急歌舞伎町タワートイレ問題」が起きてしまうのです。
その人の自己申告を全て事実として受け入れてしまうと、悪意(性的マイノリティを名乗るただの痴漢)が紛れ込む余地を作ってしまう可能性がある、ということですね。
クラインフェルター症候群
稀にですがXXYという染色体をもつ人がいます。
(発生率は新生児660人に1人)
クラインフェルター症候群と呼ばれます。
(中には更に稀にXXXY、XXXXYもあるそうです)
クラインフェルター症候群のひとは健常な男児の見た目で生まれます。
精巣もちゃんとあります。
健康や成長にも問題がない。
それどころか身長は平均より高く、手脚も長くなる、つまり他の子より成長が良い傾向にあるそうです。
(男性ホルモンによる抑制が弱い方が背が伸びる傾向が強くなる)
なので出生前診断などでDNA検査を受けない限り、親もかかりつけ医も気づきません。
しかし思春期になると、ひとつ多いX染色体の影響で二次性徴の発現が他の男児と違ってきます。
具体的に言うと男性的二次性徴が現れにくく、同時に女性的二次性徴の一部が現れたりします。
XX(生物学的女性)とXY(生物学的男性)が同居してしまっているためですね。
変声(声変わり)が起こらない人もいるそうです。
しかしクラインフェルター症候群の人が性自認齟齬を発生する確率は、染色体に問題がない人と全く変わらないとのことです。
ここからも、性自任は自己意識の概念(真実)であり生物学的性・DNA(事実)とは全く異なるということになります。
今後解明されるのでしょうか?
Y染色体が多くなるXYYについてはまた次の記事で書きます。
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