今日は何の日>6月22日:「こち亀」読切版初掲載日(1976年)
昨年は「カニの日」をご紹介しました。
本日はこちらをご紹介いたします。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」読切版初掲載日
1976(昭和51)年6月22日「週刊少年ジャンプ」(集英社)に、新人・秋本治(当時のペンネームは山止たつひこ※)の読切マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が掲載されました。
※「がきデカ」の作者・山上たつひこ氏の名前のもじり。
「山止たつひこ」名義で出版された、単行本1~6巻の初版(第2版からは秋元治名義)は今でも古本市場では比較的高値で取引されています。
ジャンプを読んだことがある方ならご存じの通り、新人にまず読切を書かせ、読者アンケートの結果が良ければそれを連載化するのがジャンプの基本姿勢です。
中には何度も読切を掲載されながらなかなか連載につながらない人、ようやく連載開始までこぎつけたものの読者アンケートの結果が伸びず単行本3巻ほどで打ち切りになる人もいます。
単行本3巻打ち切りを数回繰り返して消える人もいれば、その後に大化けして長期連載化する人もいます。
「こち亀」は見事に最初のハードルをクリアし、同年9月21日画から読切連載を開始。
以後2016(平成28)年9月の第1,960話まで実に40年間続きました。
こち亀のモットーは「一度も落した(作者都合で休載した)ことがない」こと。
単行本200巻時点でギネス記録になりました。
©秋元治
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