野鳥>カルガモ>ふたりっ子カルガモ
少し前に、他のカルガモ母にいじめられる親ひとり子ひとりのカルガモ親子を見かけ、「悲しいカルガモ親子」という記事を書きました。
あのひとたちのその後が気になり、昨日同じ場所に行ってみました。
しかし、見つけることができませんでした。
生まれたての子ガモがひどくいじめられたのですから、お母さんは遠くに引っ越したのでしょう。
少し離れた場所に、今度は子どもを2羽だけ連れた別の母子を見ました。
ふたりっこです。
親子を眺めていると、上流からアオサギが飛んできて、親子の近くに着水しました。
(これは母子が逃げた後のアオサギです。ロックオン中は写真を撮ることなど忘れてしまっていました)。
その視線がヒナにロックオンされていて・・・
夫が「あれ、狙ってるよね?」とつぶやきました。
「生まれたてのヒナはアオサギにも食べられるって話、本当だったんだ・・・」
短い沈黙の後、一歩踏み出すアオサギ。
ふたごのお母さんが、かん高いけん制の声を上げました。
アオサギはあきらめたように魚を獲りはじめ、母子はスイと泳ぎ出しました。
何ごともなかったかのように。
All's right with the world.
すべて世は事も無し。
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