今日は何の日>9月28日:プライバシーデー
昨年は「パソコン記念日」をご紹介しました。
今年はこちらをご紹介いたします。
プライバシーデー
1964(昭和39)年、日本初のプライバシー裁判が行われた日です。
裁判所は後にプライバシー侵害を認め、原告側が勝訴。
三島由紀夫の小説「宴のあと」でプライバシーを侵害されたとして、有田八郎元外務大臣が作者と発行元の新潮社を訴えた裁判です。
東京地裁がプライバシー侵害を認め、三島由紀夫に損害賠償で決着。
有田八郎氏(1884~1965)
「宴のあと」(うたげのあと)
三島由紀夫の長編小説。
全19章。
元外務大臣・東京都知事候補の有田八郎とその妻で港区白金台に実在した高級料亭「般若苑」の女将・畔上輝井(あぜがみ・てるい/1906~1989 /1953年に有田八郎と結婚・1955年離婚)をモデルにした作品。
「般若苑」(はんにゃえん)
江戸時代末に薩摩藩主・島津重豪の隠居所だった白金台(現・白金台二丁目)に、1939(昭和14)年、荏原製作所創業者・畠山一清が邸宅を建築。
第二次世界大戦後、石橋湛山大蔵大臣公邸となった後、売りに出され、料亭として1948(昭和23)年に開業。
財政界人御用達となり、外務省もリチャード・ニクソンやジョン・フォスター・ダレス、ジョゼフ・ドッジといった外国要人の接待に用いた。
2005年に閉店し解体。
2011年、跡地に延面積約1万㎡の豪邸・テラス白金が建設され現在に至る。
テラス白金画像はWikipediaよりお借りしました。
窓の数の多さから高級集合住宅にしか見えないこれ、戸建の大邸宅だそうです。
白金台二丁目はこの界隈です。
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