「順番」厨の歌(「野球狂の歌」をもじっただけで実際は歌ってません)
「客は順番通りに案内しなくてはならない」に囚われ過ぎた店員君の話を先日書きました。
実は全然違う場所で、順番に囚われた店員嬢にも遭遇したことがあります。
それはコロナ前の都内某所(比較的観光地)の駅前のたい焼き屋でした。
私は小豆餡がちょっと苦手なのですが、その日は夫が「小腹が空いた」と言ったまさにその時に目の前にたい焼き屋があったので、一個だけ買おうと入店しました。
下のイラストのような外に並ぶタイプではなく、自動ドアを通って店内で並ぶタイプの多少は小洒落た店でした。
先客が3人並んでいたのでその後ろに並んだところ、レジ係でも焼き係でもない若い女子学生バイト風の店員嬢が、いらっしゃいませも言わずに仰るには…
「順番に(軽く協調)お伺いしてますので、お並びになってお待ちください!(軽く切り口上)」
え?
大人しく並んでるやん。
正しく並んでるのに、順番抜かしたりしてないのに。
ましてや「まだなの、早くして」なんて言ってもいないのに。
感じ良くないなあ…と思っていると、新しいお客が入って来て私の後ろに静かに並びました。
すると店員嬢はまた
「順番に(軽く協調)お伺いしますので、お並びになってお待ちください!」
どうやら、彼女は(もしくはこの店は)客にいらっしゃいませは言わず、
「順番守れよ~~」
しか言わない方針らしいと思いました。
そんなこと言われずとも、私も他の人も皆きちんと入店順に並んでいるのに。
…と思ってるうちに私のすぐ前の人が商品を受取り、同時にまた新しいお客が入ってきました。
店員嬢「順番に(軽く協調)お伺いしてます!!」
私は回れ右をして店を出ました。
店の前で待っていた夫が(?)という顔をしましたが
「この先にパン屋がある。並んでるうちにスマホで調べた。パンの方がいい」
と言うと承知してくれました。
パン屋では普通にいらっしゃいませと言われました。
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