高円寺駅前にタリーズとコメダができた スタバはいつ来る?早く来い
ちょっと前まで、高円寺駅周辺にはスタバもタリーズもコメダ珈琲もなかった。
JRだから、駅舎の中のベックスはあった。
大きなドトール(通常店より高い)と上島珈琲と、いつも激混みマクドナルドはあったけど。
お手軽なチェーン系コーヒーショップの選択肢が少な過ぎたせいか(ドトールはお高いし)マックがお茶する人で常に満席で、いつ見ても空席がなかった。
だから、ほとんど入ったことがなかった。
ネットの記事で「なぜ高円寺にはスタバがないか」というのを目にしたことがある。
「高円寺は懐が深く、くつろげる個人店がいくらでもあるから、チェーン系コーヒーショップなど必要ないのだ」
みたいな高円寺アゲアゲが趣旨だったけど、私は疑問に思った。
昭和の「中央線カルチャー」の残滓を色濃く引きずる高円寺には、確かに個人経営の喫茶店が多い。
しかし私のような「個人経営の喫茶店が苦手」という人間もいるのだ。
昔は、個人経営の喫茶店はほぼ100パー「喫煙天国」だったから、たばこの煙がアレルゲンで花粉症とほぼ同等の強いアレルギー症状が出る私は、扉を開けたくもなかった。
令和になってからようやく改正健康増進法が施行されて、どの店も大慌てで対応したけど、内装に浸み込んだニコチンの臭いは頑固だ。
平成半ば頃、スタバ(平成初期に日本上陸)に入れない喫煙者を呼び込むために喫煙席をどんどん増やし、ついには禁煙席は入口の数席だけであとは全部喫煙席にして、店内の空気が真っ白だった頃の「地獄のド●ール」とか、今でも忘れない。
特に酷かった店舗が改正健康増進法施行以後、何食わぬ顔で「当店は全面禁煙でございます」と謳ってても、今でも入る気がしないくらい憶えている。
フラペチーノなんて甘くて飲めないし、フードも甘いもんばっかだから珈琲しか頼まなくて申し訳ないけど、「日本上陸時からブレずに全店内完全禁煙(例外なし)」を貫いたスタバのありがたさは、私には本当に特別だ。
こちらも、今でも忘れない。
…と思っていたらコロナ中に高円寺駅高架下の大がかりな再開発が始まり、マックが無くなった代わりに昨年秋、コメダ珈琲とタリーズがほぼ同時にオープンした。
あれ?「個人店が充実している街にはチェーン店不要説」は?
そしてどちらも人気で混むため、タリーズなどは午後になると制限時間(ワンオーダー90分制)をやり出すほど。
この状態なら、スタバが来ても大丈夫。
客はいくらでも入るぞー!
だから来てくれないかな。
お待ちしております。
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