昨年はうるう年ではなかったので、昨年の記事はありません。
4年前のうるう年（2020年）はまだこのブログを始めていませんでした。

というわけでご紹介します。

東京スカイツリー竣工日

たまに「竣工日」を「その建造物の建築工事を始めた日」と思ってる方がいらっしゃいますが、違いますよ。

「就航日」（船舶や航空機が初めて航路についた日）との混同でしょうか？

「竣工日」とは「その建造物の建築工事が完了した日」です。

「その建造物の建築工事を始めた日」は「着工日」です。

東京スカイツリーは2012（平成24）年2月29日に完成しました。
着工日は2008（平成20）年7月14日でした。

2008年は北京五輪開催年、2012年はロンドン五輪開催年でした。

設計は日建設計、施行は大林組です。

　

東京スカイツリーは高さ634m。
日本一高い建造物です。

また「世界で最も高い運用電波塔」としてギネス記録に認定されています。

日本一高いビルは麻布台ヒルズ森JPタワーで高さ325.4mなので、しばらく抜かれることはないでしょう。

一方「世界一高い人工建造物」となると、2009（平成21）年竣工のブルジュ・ハリファ（ドバイ）の828ｍです。

ブルジュ・ハリファは低層階がオフィス、高層階はホテルです。
そのためこちらは「現存する最も高い人工建設物」でギネス記録に認定されています。

東京スカイツリーは、ブルジュ・ハリファに次いで「世界で2番目に高い人工建設物」です。

東京スカイツリーが完成するまでは、1963アメリカ・ノースダコタ州ブランシャールにあるKVLY-TV塔（628.8 m）が「世界で最も高い運用電波塔」でした。

KVLY-TV塔は、1963（昭和38）年竣工から実に49年間！の長きにわたり首位の座に君臨し続けていました。

東京スカイツリーは当初は約610ｍの予定でした。

しかしあと一息でKVLY-TV塔を抜けるじゃないか、ということで最終的に634ⅿになりました。

各建造物の画像は東京ソラマチ、HIS、よりお借りしました。