なぜ四つ葉のクローバーは幸運のモチーフなのか?
普通の三つ葉のクローバーは、キリスト教圏では「三位一体」のシンボルとされています。
これはアイルランドの司教だった聖パトリック(387~461年)が民衆に三位一体を説明する時に、無学な庶民にもわかりやすいようにと三つ葉のクローバーを使ったためと言われています。
「三位一体(Trinity トリニティ)」
聖書に啓示される神は、「父なる神」「子なるキリスト」「聖霊」の三つの位格(ペルソナ)を持つ一体の「唯一神 only god」であるという考え方。
これを「三枚の葉を持つが一本のクローバー」で説明したわけですね。
聖パトリックについてはこちらの記事でも書いてます。
カタバミの葉も3枚じゃないかと思ったら、当時のアイルランドではクローバーもカタバミも全部まとめて「シャムロック」と呼んでいたそうです。
カタバミ
クローバー
カタバミ (英語名:Oxalis オギザリス)はバラ類カタバミ目カタバミ科タバミ属 。
クローバー(和名:白詰草 シロツメクサ)はマメ目マメ科シャジクソウ属。
花が全然似ても似つかないので、これを同じ名前で呼ぶの??と思うのですが・・・確かに葉っぱはパッと見似てますね。
そして聖パトリックはシャムロックの三つの葉は、それぞれ「愛・希望・健康」を表していると説明しました。
そして時々見つかる珍しい四葉のシャムロックは「十字架の形」であり、4枚目の葉の意味は「幸運」であると言ったのです。
某五歳女児風に言うと
「四葉のクローバーが幸運のモチーフなのは、形が十字架に似てるから~~」
だったのでした。
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