HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

鶯(ウグイス)色と萌黄色(メジロの色)が混同された元凶は花札らしい<前編>



この記事の続きです。



「ウグイス色」というのは、ウグイスの羽の色です。


ウグイスはこちら。雌雄同色です。
スズメ目ウグイス科ウグイス属で体長は約15㎝、体重は約13g。
体長はスズメ(平均約13㎝)よりやや大きめですが、体重はスズメ(平均約24g)よりずいぶん軽い鳥です。


美声の持ち主で「日本三大啼き鳥」の一つです。
鳴き声は、有名な「ホーホケキョ」。



本来はこの地味な、良く言えば詫び寂びな色が「ウグイス色」でした。


ところが現在ではこれより派手な萌黄色(メジロの羽の色)が一般的にウグイス色だと思われています。


メジロはこちら。やはり雌雄同色です。
スズメ目メジロ科メジロ属で体長は約12㎝、体重は約11g。
スズメよりわずかに小柄ですが体重は半分しかありません。



本題です。


色々調べた結果、ウグイス色が萌黄色と混同されるようになった原因は「花札」らしいことがわかりました。


任天堂が創業当時(1889/明治22年)は花札の製造会社だったことは有名です。



花札が発明されたのは江戸時代の日本です。


そしてこれが問題の「梅に鶯(うめにうぐいす)」の札。


画像は天気jpよりお借りしました。



色から見るにこれ、完全にメジロがモデルですね。


この花札のせいでこの色(萌黄色)が「ウグイス色」だと一般に思われるようになってしまったようなのです。


なぜこんな取り違えが起きたのでしょう?


答えは後編に続きます。