善福寺公園のカラスの群れと、人間の目にはめったに触れないカラスのヒナの話
そろそろカラスが巣作りを始める時期です。
オスメスが協力して枯れ枝や針金などを探し回り、運び、組み上げます。
電力会社や自治体に撤去されたら、また場所を変えて作り直し。
巣が完成したら4月から5月が産卵と抱卵(約3週間)、その後が怒涛の育児。
カルガモのヒナのようなアイドル性はありませんが、これがカラスのヒナ。
画像はエドバンコーポレーションよりお借りしました。
え?ツバメに似てる?
そうですよ。
同じスズメ目ですもん。
ほとんどが「小鳥」と呼ばれる小型サイズのスズメ目の中では異例の大きさのカラスですが、ヒナの時はスズメ目(もく)特有の姿かたちをしています。
スズメ目(小鳥と呼ばれるものほぼ全部※+カラス)やペリカン目は、裸で目も閉じた状態で生まれてきます。
※アマツバメ目(アマツバメやハチドリ)を除く。
親が抱雛(ほうすう)してやらないと低体温で死にます。
一羽一羽の口の中に餌を突っ込んでやらないと餓死します。
羽毛が生えて目が開いた状態で誕生してすぐに動き回って自分で餌を食べる、キジ目(キジやニワトリ)やカモ目の鳥とはずいぶん違います。
親は大変です。





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