ムスカリという名前の由来はギリシャ語の moschos ムスク。
麝香（じゃこう）のことです。

Wikipediaによると、イラク北部の約6万年前のネアンデルタール人の遺跡から、埋葬時にムスカリの花添えた痕跡が発見されていて、人類最古の埋葬花とされているそうです。

そのためか西洋の花言葉では「失意」「悲嘆」「憂鬱」など悲しい意味になるそうです。

しかし日本の花ことばでは日本においては「寛大な愛」「明るい未来」など、真逆のポジティブな意味になっています。

「花言葉」を考え出した最初の国は、17世紀のトルコと言われています。

それが西洋を経由して日本に「花言葉」という観念として輸入されたのは、19世紀末（明治初期）と言われています。

その際に西洋の花言葉をそのまま取り入れた花もあれば、日本独自に花言葉を考えたり、公募で決めたりしたものもあるそうです。

日本と西洋だけの違いではなく、国によって違う花言葉があるのもご気宇普通のことのようです。