中野区散歩で見かけた眼科の看板です。

へえ、なたまめ（鉈豆）眼科とは変わった名前だね！と思いながら撮影しました。

ナタマメは熱帯アジアやアフリカに自生する巨大な豆です。

これが通常サイズです。

画像は岩倉種苗よりお借りしました。

日本には江戸時代に入り、漢方薬として重宝されてきました。

主な効能は蓄膿症（ちくのうしょう／現在の病名は慢性副鼻腔炎）の改善と歯周病予防。

口臭にも効くと言われ、ナタマメ成分を謳う歯磨き粉が何社からも発売されてます。

なので耳鼻科や歯科ならわかるのですが、なぜ眼科の名前に使ったんだろう？？と不思議に思いながら帰宅しました。

そして家で写真を見直して気付きました。

「これナタマメちゃうやんか」

そう、ナタマメではなくナマタメだったのです。

クリニックのHPを見たら、院長のお名前が「生天目（なまため）さん」でした。

ナマタメ姓には「生田目」バージョンもあるようです。