スズメが好きです:冬の雀と雀マンガ「きょうのスー」
日本で一番身近な野鳥といえば、なんと言ってもスズメですね。
数ヶ月前に巣立ち雛の記事を書いたのに
もうすぐふくら雀の季節です。
フクラスズメ(膨ら雀)とは、
寒さに対応して全身の羽毛を膨らませたまん丸状態のスズメのことです。
俳句では冬の季語です。
羽毛を膨らませて中に空気を取り込み、その空気の層で寒さから身を守るのです。
いわば自前のダウンコート。
太ってるわけではありません。
むしろ冬は食料が少ない厳しい季節。
スズメは主に小さな虫や草の実などを食べていますが、冬はどちらも無くなります。
ふっくらした羽毛の中のミは夏より痩せていることでしょう。
しかしそういう厳しい事情を知ってか知らずか、日本ではその丸々と肥えて見える
さまに「福良雀」「福来雀」という当て字をして、縁起物とみなします。
肥えて見える➡︎豊かさや繁栄の象徴、というわけです。
関東では日中は小春日和が続いていて、ふくら雀はまだ見ていません。
スズメたちが無事に冬を越せますように。
可愛い絵でスズメの成長とサバイバルを描いたマンガ
「きょうのスー」(マツダユカ)全3巻はおすすめです。
レビューも明日書きたいと思っています。
- きょうのスー : 1 (アクションコミックス)
- 双葉社
- Digital Ebook Purchas
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。