今日は何の日>6月1日:世界牛乳の日(World Milk Day)
国連食糧農業機関(FAO)が2001年に制定。
日本では日本酪農乳業協会(現在名称はJミルク)が2007年に「牛乳の日」とした。
Jミルクは6月を「牛乳月間」とも定めています。
世界中で行われている牛乳普及イベント・キャンペーン
私は小学校の頃、給食の牛乳が苦手でした。
冷たい牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするんですよ。
おならも出るし😰
家で温めてちびちび飲めば平気なんですが、学校に電子レンジがあるわけでなし。
いつも最後まで残すので、小学校の歴代教師に叱られた叱られた。
当時は「乳糖不耐症」が知られてなかったんですね。
乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)
牛乳の中に含まれる「乳糖(ラクトース)」を分解するラクターゼという消化酵素の小腸での分泌不足が原因で起こります。
消化不良・腹部不快・腹痛・下痢・おならなどの症状がでます。
症状には個人差があり、少しならいいけど、たくさん飲むとおなかをこわすという方がいます。
量が多いとラクターゼの分泌が間に合わないと考えられるので、数回に分けて飲めば症状が出にくいでしょう。
また、ホットミルクは大丈夫だけれど、冷たいのはダメという方もいます。
温かいと下痢しにくいのは、体温に近い方がラクターゼの活性が上がることや、胃腸への刺激が少ないためではないかと考えられます。
(長野県医師会公式より)
👇乳糖(ラクトース)の構造式。
明治時代になってからようやく牛乳を飲み始めた日本人には、昔から飲んでいた欧米人や遊牧民に比べ乳糖不耐症が多いそうです。
なので私以外にもクラスに何人かは必ずいた「牛乳が苦手」「飲みたくない」という児童の多くはこれじゃなかったかと思います。
しかし教師は一律に「好き嫌いはいけません」としか指導しませんでした。
「慣れれば(お腹のゴロゴロは)治る」とか。
温めれば平気なんですと言うと
「わがまま」「みんな冷たいのを飲んでるでしょ」
中には
「お爺さんお婆さんが家で甘やかすから、注文の多い子供になるんです」
と口走って、祖父母とバトルになった担任もいました😓
大人になり、牛乳は温めてコーヒーに入れてカフェオレにして飲むようになってから、ようやく牛乳が好きになれました。
👇画像はDELISH KITCHENより
豆乳は成分が違うので(当たり前ですが乳糖が含まれない)冷たいまま一気飲みできます。
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