今日は何の日>5月31日:世界禁煙デー(World No-Tobacco Day)
ああ、また昨日公開しそびれてしまった。
昨日は「世界禁煙デーWorld No-Tobacco Day」でした。
WHOが1989年に制定。
ノースモーキングデーではなく、ノータバコデーというのがミソですね。
日本のタバコのパッケージの警告文表示は、諸外国に比べ非常に遅れていました。
2004年からようやくパッケージの30%を警告表示に使うように決められ、
2020年から欧米並みにパッケージの50%以上に拡大されました。
しかし、50%でも諸外国に比べるとまだ牧歌的な方です。
現在、ネパールとバヌアツは表裏90%以上と決められています。
インドとタイは表裏85%以上、オーストラリアは表75%裏90%です。
また、ここに載せるのも憚られるようなグロい・・・もとい衝撃的な警告写真(タバコの害でこうなった)を載せている国も多数。
ところでみなさん、タバコの原料になる草は何科の植物だと思いますか❓
正解は、ナス科。
茄子の親戚なんですよ❗️
ナス科にはナス・トマト・ジャガイモ・ピーマン(パプリカ)など、食卓でおなじみのメンバーが含まれます。
原産地は南北アメリカ大陸です。
👇画像は野菜の育て方ネットより。
タバコの原料として現在使われているのは、ナス科ニコチアナ属のニコチアナ・タバカムとニコチアナ・ルスチカの2種です。
👇ニコチアナ・タバカム。
花はピンク。
👇ニコチアナ・ルスチカ。
花は黄色。
意外と可憐な花を咲かせます。
しかしたばこ農家では葉を取ることだけが目的ですので「葉に栄養を行き渡らせるために」不要な花は咲くと同時に刈り取って捨てるのだそうです。
ニコチアナ属には66品種があります。
原産地の内訳は南米37種、北米8種、オセアニア20種、アフリカ1種。
観賞用に改良されたハナタバコ(ニコチアナ)は南米産品種数種を交配して作られたものです。
花の色は数種類あり。
「花タバコ」に対して煙草の原料になる2品種(タバカムとルスチカ)は「葉タバコ」と呼ばれます。
ハナタバコの葉は、家で乾燥させて刻んでもタバコの代わりにはなりません。
いくらタバコが値上がりしていても、吸うのはやめましょう。
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