1944年、時の東条英機内閣が集団疎開の促進要綱を閣議決定した日。

疎開とは

集団疎開

空襲・火災等の災禍の集中しやすい大都市住民を地方に集団で分散移動させること。

特に第二次世界大戦末期の学童疎開をいう。

学童疎開

昭和18（1943）年末頃からの第二次大戦戦局悪化に伴い、災禍を避けるため都市部の国民学校初等科児童（現在の小学生）を地方都市や農村へ移住させた処置。

👇画像は産経新聞より。

👇画像は中国新聞より。

👇疎開先の食事一例。松戸市公式より。

実際に学童疎開を体験した人の手記は、いくつも読んだことがあります。
民俗資料館などによく展示されています。

それによると何より辛かったのが空腹。
また、疎開先で「よそ者」扱いされる、いわゆるいじめだったようです。

東條英機

東條英機（1884～1948）

帝国陸軍大将。

現役軍人のまま第40代内閣総理大臣に就任。

在任期間は1941（昭和16）年～1944（昭和19）年。

在任中に太平洋戦争が開戦。

戦後、東京裁判にてGHQからＡ級戦犯とされ、巣鴨拘置所にて絞首刑に処される。

辞世の句を4句残す。

そのうちの一句。

「今ははや 心にかかる 雲もなし 心豊かに 西※へぞ急ぐ」

※戦犯として処刑されてもなお、西方浄土（極楽）に行くという意思表明でしょうか。

ちなみに次男・東條 輝雄（1914～2012）は東京帝国大学工学部航空学科卒業後三菱自動車に入社。
同社社長・会長・相談役を歴任。
98歳で老衰にて逝去されています。

西城秀樹

言うまでもないことですが、デジャブを感じるので一応。

西城秀樹さん（本名・木本 龍雄さん／1955～2018）の芸名は「女学生の友」という雑誌の公募で決まったものだそうです。
なので全く無関係です。