博物館>ヒューマノイド小太郎くん:東京農工大学科学博物館❷
❶はこちらです。
東京農工大は東京農林専門学校(内務省樹木試験場が前身)と東京繊維専門学校(農商務省蚕病試験場が前身)が1949年に統合されて誕生した国立大学です。
府中キャンパス(本部はこちら)と、ここ小金井キャンパスがあります。
👇画像は大学公式より。
東京農工大学科学博物館
Nature and Science Museum, Tokyo University of Agriculture and Technology
184-8588 東京都小金井市中町2-24-16
東京農工大学小金井キャンパス内
10:00~17:00(入館~16:00)
入館無料・予約不要
日・月・祝・5/31(創立記念日)休・その他夏季冬季特別休館有
ここが博物館の入口。
建物の反対側(真裏)にももう一か所入口があります。
ロビーに展示されているのがヒューマノイド(人型ロボット)・小太郎くん。
小学生くらいの大きさです。
鉄腕アトムをリアルに作ればこんな感じかなというサイズ感のロボットです。
「愛・地球博(2005年)」出品のために造られたそうなので、お顔の造形とかが多少古いかも。
しかしまだ現役で研究されています。
特徴は人間の骨格構造を模した造りになっていること。
背骨や鎖骨、肩甲骨がちゃんとあります。
現状のロボット工学では関節の数が90を超えると既存の制御理論が通用しなくなる(直立二足歩行が困難になる)そうです。
しかし実際の人間の身体は300近い関節を完璧に制御して直立二足歩行をしています。
その制御理論(未解明)を解明するためのロボットなのだそうです。
展示では座っていますが、立つとこんな感じだそうです。
確かに、HONDAアシモが膝を曲げないと直立静止できないのに比べ、なんとも自然な立ち姿です。
アシモ画像はHONDA公式より。
「脳波文字入力・ロボット操作システム※」
も研究されているそうです。
思考制御。
ブレイン・コンピュータ・インターフェイス(BCI)、ブレイン・マシン・インターフェイス (BMI)、マン・マシン・インターフェイス(MMI)などと呼ばれます。
現在各国の大学が競って研究を進めている分野です。
下は昨年5月にNHKで放送された番組の画像。
SFやロボットアニメの分野ではかなり古くからあるアイデアです。
古いものだと「勇者ライディーン」(1975~1975)。
名作なのでかなり繰り返し再放送されました。
知らない世代に説明するとなるとやはり「エヴァンゲリオン」でしょうか。
将来実現するのかもしれないと考えるとすごいですね。
生き延びて見届けたい気がすごくします。
できるでしょうか❓
小太郎君の横には博物館お土産の自動販売機。
コロナ後のミュージアムショップは、多くの所で非接触化(自動販売機化)しています。
このあと入館手続きをしていよいよ展示室に入ります。
続きます。
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