HSS型HSP🌏Millieの脳内世界

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It is getting hotter.
Be careful not to eat too much cold food.
This year's ducklings will hatch soon.
How many ducklings will we see ?

博物館レポ>(資料館)旧江戸川乱歩邸




散歩雑記を後で書こうと思ったら書きそびれた…がかなり貯まっています。
そろそろ整理しないと…状態なので、順不同に書いていこうと思います。



旧江戸川乱歩邸(東京都豊島区)


作家・江戸川乱歩(1894~1965/本名:平井太郎)先生が1934(昭和9)年から31年間住んだ邸宅です。


立教大学に隣接する敷地です。
ご長男が立教大学勤務さ(乱歩先生ご本人は早稲田卒)の関係から、2002(平成14)年に立教大学に譲渡されました。


👇立派な案内石碑。

塀ひとつ隔てた隣は立教大学の学舎。

門柱向かって右側には「平井太郎 平井隆太郎(ご長男)」という表札が残っています。

「公開日時 月・金11:00~15:30」
月・金が祝日に当たってしまうと休み。
振替開館はありません。なかなか厳しい条件です。


乱歩先生は、1912(大正元)年に上京してからこの池袋の邸宅に腰を据える1934(昭和9)年までの22年間に何と46回も引越しをする引越し魔でした。
年に2回+αも引越しを繰り返したことになります。


しかしこの池袋の屋敷はたいそう気に入った乱歩先生はこ後に永住しました。
1934(昭和9)年から1948(昭和23)年までは借家として住み、1948(昭和23)年に大家から買い取った後は何度も改築をしたそうです。


1934(昭和9)年の家賃は月90円だったそうです。


昭和10年頃の1円は、現在の価値にして約5,000円と言われます。
つまり90円は現在にして45万円。
さすが売れっ子作家先生。
高級賃貸にお住まいだったようです。

玄関。
残念ながらコロナの関係で中には上がれません。

玄関内側に置かれていた、立教大学のポケットティッシュと、スタンプ。

応接室を見るには裏庭の方に回ります。
掃出窓のサッシは開けられるようになっているので、開けて見学。
上がってはいけません。


その裏手には、豊島区指定有形文化財に指定されている土蔵があります。
中には乱歩先生の叢書がぎっしりと収蔵されています。

 


中には入れませんが、収蔵資料は下記の所定手続を経れば閲覧可能です。


立教大学図書館蔵書検索で配架場所が「乱歩邸」となっている資料の閲覧を御希望の際は、当サイト内の「資料閲覧について」にある諸注意をお読みいただき、「乱歩資料閲覧請求票」を閲覧希望日の1週間前までにセンターへご提出下さい。


玄関の方に戻ると、遠景にタワマンが見えました。


この後立教大学キャンパス内にある「立教大学展示館」も見学しました。


そちらはまた別記事で書きます。