日本かんぶつ協会が2010年（平成22年）に制定。

日付の由来は、まず月は干物の「干」の字が「十」と「一」に分解できるので11月。

そして日は乾物の「乾」の字が「十」と「日」と「十」と「乞」に分解できるので「20日に乞う」と読むので20日。

合体させると「11月20日にかんぶつを乞う」になるそうです。

難しいわ～。

乾物とは野菜や海藻類、魚介類などの食材をカラカラになるまで乾燥させて水分を抜き、常温で長期（数カ月以上）保存を可能にした食品のことです。

画像はマイケアより。

ものが腐敗する原因は細菌やカビなどの微生物です。
乾物は水分を徹底的に抜くことで微生物の繁殖を抑え、常温でも（冷蔵しなくても）腐らずに保存できるようにしたものです。

魚の干物も昔は今よりもカリッカリに干し上げて常温で数か月もたせました。

しかし現在では食感を優先して昔ほど水分を抜きません。
現在の干物は冷蔵保存が必要です。

昭和の頃は商店街に一件は必ず乾物を専門に商う「乾物商（乾物屋さん）」があったものですが、現在は絶滅危惧種です。

画像はそんな絶滅危惧種の雄・吉祥寺の「土屋商店」。
メンチカツの大行列で有名な肉屋「さとう」のはす向かいです。