今日は何の日>12月25日:スケートの日
昨日12月24日は日本記念日協会登録記念日が皆無という、クリスマスイブ無双状態でした。
今日は辛うじてあります。
スケートの日
日本スケート場協会が1982(昭和57)年に制定。
※日本スケート連盟(JSF)とは違うようです。
1861(文久元)年に北海道函館に滞在していた英国人の軍人/動物学者トマス・ブレキストン(Thomas Blakiston/1832~1891年)が、日本で初めてスケートをした日とされる。
「ブラキストン線」に名を遺す、あのブラキストン氏です。
明治時代に売られていた下駄スケート。
もちろんブラキストン氏はちゃんと英国製のスケート靴を履いたでしょうが、靴を履き慣れない当時の日本人の多くは、マジでこの下駄スケートで滑っていたのです。
ブラキストン線(Blakiston Line)
津軽海峡を通る日本の動物相の分布境界線。
別名:津軽海峡線。
英国の動物学者トマス・ブレキストンが提唱。
動物相はブラキストン線を境に北のシベリア亜区と南の満州亜区に分かれている。
ブラキストン線はツキノワグマ・ニホンザル・ライチョウ・ヤマドリ・アオゲラ・カモシカ・ムササビ・モグラ・カワネズミ・ヒミズなどの生息北限。
またヒグマ・エゾシマリス・ミユビゲラ・ヤマゲラ・シマフクロウ・ギンザンマシコ・クロテン・ナキウサギ・シマリス・エゾヤチネズミなどの生息南限となっている。
北海道に固有種が多い理由はこれでした。
ちなみにブラキストン線は主に哺乳類と鳥類にとってのシベリア亜区/満州亜区境界です。
両生類・爬虫類・淡水性無脊椎動物にとってのシベリア亜区/満州亜区境界はもっと北にあり、八田線(宗谷線)と言います。
哺乳類のトナカイ・ユキヒョウ、鳥類のカラフトライチョウも八田線が生息南限です。
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