東京都の私立中学学費助成>珍しく西村博之氏の意見に全面賛成です
記事タイトルに痛恨のミスがあったため、訂正して再公開します。
初公開:2023/01/22 08:30
昨夜のこの記事から続いています。
そして今日言いたいのはこの件です。
私は西村博之氏はあまり好きではありませんというか、好きか嫌いかに二分(「どっちでもない」はナシ)すれば嫌い。
ただ、こと今回の意見だけは賛成です。
娯楽といってしまうから反発を食らいそうだけど、私の知る限りでも切羽詰まった共感できる事情で中学受験せざるを得ないというケースは寡聞にして、ないです。
たいていが親の見栄。
もしくは今回の西村氏の意見通り「私立に行けばうちの子も勉強するに違いない」という、蛙の子は蛙ということを考えていない思い込み。
マスコミに感化されてるのか何なのか「今の公立はおバカと不良の集まり、怖い、だから選択肢外」という風に決めつけている人も中にはいます。
または「中学から私立に入っておいた方が、受験で苦労しなくて済む」「内部進学(エスカレーター式)の方が外部受験するより楽(より低い点数でも進学可能)だから」という動機を平気で口にした人もいました。
私立に行けば蛙の子でも勉強するようになるだろうと言う一方で、蛙の子だから不足している学力でも金の力で有利に変えてみせるぜ、とも思っているなと感じました。
つまり、とりあえず金ならある、からそうしてるんですよね。
中には「強要してないの。うちの子が自主的に私立が良いって言うの」とおっしゃる親御さんもいますが、当人たち(子ども)を対象にしたアンケートなどを見ると「私立の〇〇校は制服が可愛いから」なんて動機がコロコロ転がっていたりする。
そこに補助するくらいなら、西村氏の言う通り公立学校の成績上位生徒を援助した方が有意義な税金の使い方ですね。
こればかりは反論の余地がないほど真っ当だと思います。
大学に行く目的も、勉強なんて好きではないけれど大学全入時代だから行かないと恥ずかしいとか、今時は高卒や専門学校卒というと馬鹿にされる・大卒からマウントを取られるからそれが嫌でという理由が大きいと思う。
この辺の構造を変えた方が良いのではないでしょうか。
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