絶海の孤島セントヘレナで今もギネス記録更新中!ゾウガメのジョナサン
昨日のこの記事でご紹介した、絶海の孤島英領セントヘレナ。
アフリカ大陸から1,840km、南米大陸から2,880kmの南安威西洋に浮かぶ秘境。
ナポレオン・ボナパルトが流刑され没した地として有名。
そこに住む御年190歳のギネス記録ホルダーが彼。
昨年2022年12月4日に190歳の誕生日が祝われました。
1832年頃にアフリカのセーシェル生まれた油ダルゾウガメのオス・ジョナサンは、1882年に時のセントヘレナ総督ウィリアム・グレイウィルソン卿への贈り物としてセントヘレナに運ばれたと記録されています。
そう、彼はセントヘレナに送られた記録は確実でも、生まれた記録はあいまいなのです。
ゾウガメは性成熟(人間の場合は13歳前後)に達するのに20~30年かかると言われています。
ジョナサンは1882年当時の発育状態から「最低でも50歳」とされ、便宜上50歳にされたに過ぎません。
つまり実はとっくに200歳を超えている可能性も大きいということです。
ジョナサンを贈られたウィリアム・グレイウィルソン卿は97年も前の1926年に亡くなっています。
グレイウィルソン総督から数えると、現在のセントヘレナ総督(知事)ナイジェル・フィリップスNigel Phillips氏は32人目のセントヘレナ総督です。
ジョナサンは高齢のため既に視覚と嗅覚を失い、聴覚のみに頼って生きていると言われます。
しかし現在世話をしてるジョー・ホリンズ獣医の声にはよく反応し、元気だそうです。
☟画像はギネス公式より。
☟同上。
ジョナサンお爺さん、どうかこれからも元気で、長生きしてほしい。
私よりも長生きしてほしい。
会ったこともないけど、心からそう願います。
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