コンビニで高齢者を狙った傷害致傷事件@堺市と私の実体験の話
29歳会社員。
何の会社なんだか。
しかし
「見た目はリーマン、中身は異常者(コナン風に読んでみてください)」
というのがある意味一番怖いかもしれない。
そういえば、私も昔一度遭遇しました。
乳がんの手術直後で、まだがん専門病院(我が家からは少々遠い)に通っている時です。
その病院に行くには二つのルートがありました。
その日はいつも使う路線が止まっていて、東京メトロの路線の中では一番混むという噂のもう一つの路線に乗る必要がありました。
朝イチの予約で来るよう言われていたため、朝ラッシュのピーク時に当たってしまいました。
吊革につかまってないと周囲に押されて体が斜めになりそうな混雑だったので、私は両手でしっかりと吊革を握っていました。
すると後から乗ってきた、いかにもフツーのサラリーマン風の、背広を着たアラサー男性が私がつかんでいる吊革のベルト部分を握って来ました。
吊革の空きもないくらい混んでるから、吊革のシェアくらいはしょうがないかと最初は思いました。
しかしそいつは、握った吊革を何度も勢いをつけて自分の方に引っ張るんです。
あ、吊革を横取りしようとしてるな!と思いました。
しかしここで吊革を明け渡したら、私の身体が斜めになってしまう。
だから渡すわけにはいかんのよ、と思いっきり引っ張り返したら、そいつは手を離したんです。
けど、代わりに
「クッソババア。ブッコロすぞ」
と押し殺したような小声で(周りに聞かれないように、私だけに聞こえるように)忌々しそうに言いやがりました。
どうしたかって?
私も言ってやりましたよ。
「えっ?殺す?殺すんですか?誰を殺すんですか?えっ?」
って。
極力キョトンとした風な声を演じて。
そしたらそばにいた女性がびっくりした様子で「どうしたんですか?」と聞いてきたので
「この人が今、殺すぞ!と言ったので!」
周りの視線を浴びたそのアラサーリーマン風男は、次の駅で周りを突き飛ばしながら降りて行きました。
本来降りる駅だったのか、逃げたのかはわかりません。
しかしそういう輩は、本当に実在するんです。
たかが吊革を、殺すとまで言って横取りしようとしたり。
レジで待ちたくないだけで老人を突き飛ばしたり。
老人の尻骨骨折は重症ですよ。
最悪の場合、このまま寝たきりになります。
皆さまも「見た目は普通、中身は異常者」にはくれぐれもお気を付けください。
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