明日で退任の日銀黒田総裁の見苦しい自画自賛
黒田氏は2013年3月の就任直後から続けた10年間の大規模な金融緩和によって「政府のさまざまな政策と相まって経済・物価の押し上げ効果を発揮した。物価が持続的に下落するデフレではなくなった」と、成果を強調した。
(上の記事より抜粋)
確かに物価が急上昇を始めたからデフレーションではなくなりましたね、確かに。
では今は何かというとスタグフレーションです。
<スタグフレーション>
経済活動が停滞する中で、物価の上昇が発生すること。
経済活動は停滞するので給料は横ばいか減少。
物価は上昇するので支出が増え、家計は苦しくなる一方。
これがスタグフレーション。
これを「(ともかくデフレでさえなくなれば)成果を出した」とは、実に見苦しい。
醜悪な保身ですね。
「(異次元緩和の)効果は、世界中の経済学者が認めている」
(上の記事より抜粋)
よその景気の良い国の経済学者が海の向こうでどう思おうと、日本中の庶民は貧乏になって、子供を持つことすら負担に感じてるだけですよ。
黒田氏は財務省を退官した時の退職金が推定7,000~8,000万円、今回の日銀総裁の退職金が推定4,000~5,000万円と言われてます。
だから結局、庶民の閉塞感など知ったこっちゃないのでしょうけど。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。